どうも不倫ドラマというイメージが付いて回る作品ですが、改めて見直してみると決してそんなことはありません。
基本的には恋愛ドラマであって不倫に至る過程がきちんと描かれていて必然性があります。
小川知子、いしだあゆみ、篠ひろ子、森山良子がみんな持ち味をうまく出していて演技の掛け合いがとても見事です。
小林明子の主題歌もすばらしく「北の国から」ではないですが、曲とイメージがそのまま重なるドラマは数少ないですがこのドラマはまさにそのひとつです。
最近のドラマにはない「純な恋愛」を体感出来るのでお勧めです。
不倫ドラマの金字塔『金妻シリーズ』の第2弾です。 古谷一行、いしだあゆみが主演の有名な第1弾と第3弾にサンドイッチされている感の強い本作ですが、男性陣の主演が小西博之なんて今では考えられないマイナー抜擢です。 決して伊武雅刀が主演ではないのですが何故かこのレビューキャスト紹介にはコニタンの存在が抹殺されていて笑えます。しかし'84年放送当時は『週間欽曜日』にもコニタン、本作にもコニタン…と、金曜夜は小西博之オンパレード(笑)でした。 出演者全員個性が出ていて見応えありましたが、今となってはどうしても『金妻』を語るうえでは1作目や3作目(特に3作目はテーマ曲も最も有名な「恋に落ちて」ですし。)に押されがちですが、この2作目こそ1作目や3作目には決して無い甘酸っぱいマイナー臭さがあり、それがたまらなくいいんですよ! テーマ曲も映画『フットルース』に入ってた『パラダイス~愛のテーマ』をまんま使ってて「著作的にこれでええのん?」て思える感じがまたいいしね。 個人的には1作目や3作目の影にいつまでも隠れていて欲しい(芸能界でいうところのコニタンみたいに)というのがホンネですが、古谷一行が出てる『金妻』以外知らない方に是非観て欲しいという気もします。 『金妻』シリーズはリアルタイムで全部観た…っていう方(今の30代後半~40代の方)はおそらく懐かしさで購入する方も多いのでは?
3シリーズある中でIIIが一番リアルティがあっておもしろいです。この本が出版された頃は不倫が流行りましたが、それは今でも変わらないことです。せつないけど過去を振り切る3家族の物語です
新品同様ですし、音も問題なく楽しめます。また頼みたいです。サントラの意味をもっと早くわかっていた早く買っていましたが
これは昭和58年代の人気番組の小説です。不倫なんていつの時代も変わらないけれど、ちょっぴりリッチな頃の不倫のお話。田園都市線、中央林間を舞台にした3組の夫婦のお話。楽しんでください
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