TVのドキュメンタリーを見て、アラブ世界の雰囲気を味わいたく、買いました。普通のエッセンスものと同様、水に浮かし、温めて用いると、二日ほど部屋の中はよい香りがしています。アラブに興味がある人、香りに関心がある人、是非一度、使う価値ありです。
20年ほど前にノーマンとバトルの黒人霊歌集を買い見事な歌唱ではあるものの、オーケストラをバックにして芸術性を志向した演奏に違和感を感じ好きになれなかった。ピアノ伴奏かアカペラの素朴な霊歌を聴きたかった。今回のヘンドリックスの黒人霊歌集はそんな私の要求に見事に応えてくれた。時には静かな、時にはリズミカルなピアノ伴奏に乗り、ヘンドリックスは魂を込めて歌い込んでいる。黒人霊歌のCDとして主要な霊歌を網羅していて二枚通して聴いた後の感銘は非常に深い。
CD1はアレクセーエフのピアノ伴奏による若々しい歌唱であり。実に瑞々しい黒人霊歌を聴かせている。ピアノ伴奏が良く、時に即興的にヘンドリックスをサポートして共に音楽を楽しんでいるのが直に伝わってくる。リズミカルな曲は本当に陽気に、悲しみに満ちた曲はしみじみと情緒深く霊歌の持つ様々な世界を次々と歌い上げていくヘンドリックスは誠に素晴らしい。キリストの十字架の光景を歌った「おまえはそこにいたか?」を聴くと涙が出るほど感動する。
CD2はモーゼス・ホーガン・シンガーズのアカペラ・コーラスの伴奏である。このコーラスだけでも優れた黒人霊歌の演奏ができる実力のあるグループであり、細かいアーティキュレーション、適切なダイナミックス、発音に至るまで行き届いていて、透明なハーモニーは実に印象的であり音楽に自然な流れがある。この優秀なコーラスに乗ってヘンドリックスは円熟味のある歌唱を聴かせる(CD1の15年後の録音)。このCDでもシンコペーションの効いたリズミカルな曲とゆったりした叙情的な曲を取り混ぜ、次第に深い精神世界に導いていく。「ヨルダン川に立っていた」あたりで深みの極地に至り何とも言えない安息感を感じる。最後は「世界をその手に」で明るく締めくくる。
敬虔なクリスチャンとしての、歌唱力や声の良さを超越した精神世界がここにある。本物の黒人霊歌を聴きたい方々には是非お勧めのCDと言える。(大先輩アンダーソンの黒人霊歌集も本当に素晴らしいが...)
中東オマーンで木から採取され、使われている様子がテレビで放映された。どんな香か大変興味をひいたので、買ってみた。甘い香。大いに気にいった。ただ常に熱源が必要なのが、少々面倒(炭火などが要る、電気香炉があればいいかもしれない)。
発想の元が同じような物だから仕方ないのかもしれないけれども、
暗号がどう解釈されるのかと言うことに尽きていたようだ。
アレキサンダーが表紙に使われているけれども、彼が主役になることはない。
舞台設定に必要だと言うことと、その肖像があまりに有名だと言うことに尽きる。
もう少し突っ込みが欲しかった。