インターネット配信の奇数回は、キャラのリサラ(遠藤綾さん)と下野紘さんのコンビ、
偶数回は西口杏里沙さんのソロと云う変則的な構成が成功し、
予想以上に楽しめたラジオCDも、早くも最終巻です。
回を追うにつれ、リサラと下野さんは自由さが暴走し、リサラによる下野さんいじりも鋭くなってきて、
一方の西口さん担当回も、ラジオそのものに慣れてきて、時々こぼれる
京都弁の可愛らしさと艶っぽさを堪能させて貰っていただけに、
番組終了が本当に残念でした。
しかし扱っているトークネタ的には、マンネリ化して飽きが来る前に、
ピーク状態で番組のエンディングを迎える事ができて、これはこれで良かったのかも知れません。
さて、CDオリジナルの録りおろしラジオ。
Vol.1&2ではゲストが登場して賑やかな内容でしたので、
レギュラー3人のみによる今回のラジオは、少し寂しいです。
前回までとは違って、今度は下野さんを測るオリジナルコーナー『女の子検定』も、
女性陣によるツッコミがやや甘く、逆に下野さんに押され気味です。
ただ、妙に力の抜けたリサラの台詞「アスタルッフ」が妙に可愛かったです。
あと、配信最終回と録り下ろしラジオのそれぞれで、番組終了トークが為されるのは、
重複する内容があって、少しくどいような印象もあります。
しかしその分、配信ラジオの、脂が乗ってきての面白トークは絶妙です。
シリーズ総じて、やはり下野さんのキャラクターあってのラジオと感じました。
下野さんのパーソナリティーに抵抗の無い方ならば、原作やアニメを知らなくても楽しめるのではないでしょうか。
そしてラジオを楽しめられれば、順序は逆になってしまいますが、
レンタルでアニメを視聴してみるのも良いかも知れません。
それにしても、CDの
ジャケットイラスト、 “すっぽんぽん” よりもえっちぃですね。