聴き始めると、すぐに時間が過ぎてしまうくらいアルバムとしてのテンポがいい。 好みはあるだろうが、歌声が心地いい。
不覚にもPVで泣いてしまいました。
音域がまったく違う二人が苦労して作り上げた素敵なハーモニー。
限定盤のDVDはPV入れて4〜50分くらいだったかしら・・・?
途中にインタビューや声・ナレショーンが入り純粋なるライブ映像ではありませんでしたが、見たこと無かった私にはとても嬉しかったライブ映像です。
アコースティックライブでした。
いつか発売されるであろうLIVEDVD・・・その日まで楽しみにしてます♪
天使=中絶されて何も分からないまま殺される胎児
その代理人として意見を言うべく、助産士などが立ち上がる。
同時期に、中絶をした家庭不和の女の子、
精子バンクで妊娠をした女の人、
医療ミスで中絶させられてしまった女性、
などの話が同時進行で進んでいく。
いろいろ考えさせられた作品でもあり、勉強になった作品でもあり、純粋に読み物としてもミステリー感があっておもしろい。
中核となるのは数人の女性だけど、その周りの脇役とも言える人たちにもちゃんとそれぞれのキャラクターや人生が設定されている。
そのあたりが、この作者の小説が深みを持っている理由だと思う。
「胎児はヒトか否か?」政治も宗教もあるが、最後は人間の倫理に委ねるしかない。共通の答えの無い問題ではないだろうか?
親の都合による堕胎賛成派、反対派のメールのやりとりは実に理論的で、解り易い。
「そもそも障害というのは、社会の多数派を一方的に健全として少数派を障害者というカテゴリーに括っただけ」と物語中にあったが、確かに人によって我が子(親)が幸せになれる条件水準は違い、それが世間一般に言われるハンディキャップだけとは限らない。
仲間やパートナーと共に考え、自分なりの答えを出すきっかけになる本だと思う。
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