40年前の解散コンサートが仙台電力ホールでやったとき見にいきました。女性ボーカル
は藤原秀子でしたが絶頂期で解散したのが残念でした。このDVDを見ると当時のことが
思いだします。(東北学院大学フォークソング愛好会在籍)現在63歳。
original loveと言えば「風の歌を聴け」「RAINBOW RACE」「結晶」「ビッグクランチ」など、オススメはたくさんありますが、今回のアルバム「白熱」を聴くと、original love入門編として、一番しっくりくるかもしれません。
新しいファンにはとっつきやすく、古いファンには新鮮に聴ける要素が散りばめられたアルバム、といいますか。私もまだ買ってきて2回全部聴いたくらいなのですが・・・。
そういえばさきほど「あたらしいふつう」という歌に「歩きやすく踏み固めよう」という歌詞が出てきて、「踏み固められた大地」を連想してしまいました(笑)。
「過ぎ去った時間なんて、生きてる軽さなんて」と、アルバム「ELEVEN GRAFFITI」の「アンブレラズ」で哀愁たっぷりで歌っていた頃よりも、ずっとさわやかに「生きてるって軽いけど、だからこそ走れるのかも」って感じで受け止めてるアルバムなのかな?とも感じます。
(追記・7月30日)
「ふたりのギター」は「水の音楽」(アルバム“L”収録)に近い研ぎ澄まされた空気がある、が、もしこの歌が熱愛中の男女を歌っているのだとしたら、「青臭さ」は充分にあるけど、もう少し「切なさ」が歌詞にあれば、ため息が出るような曲調との相乗効果により泣ける歌になっていた予感がする。
昔のドレミ楽譜出版の見やすくて味のある手書き風の譜面が良いです。
殆どの曲が見開きに1曲と言うのも弾き語りやすい。
ただ「なごり雪」がイントロ以外はストロークしか載っていない等、
オリジナルを忠実に記載されている楽譜ではありませんでした。
付録に前メンバー時代の歌詞集が載っており、それも必見です。
まず本編の映画「なごり雪」を観てから、もっとその秘密を知りたくなったとき、ある程度解き明かしてくれる種本。シナリオも多く載っているし、シナリオや配役に関するエピソードも興味深い。 南柱根助監督が書いたシナリオの初稿では、過去の大林作品のようにもっとファンタジックな色彩を帯びたものだったものを、監督が意図的にファンタジックな要素を削除したとか、当初は歌詞と同じように実際に東京の駅での別れのシーンも想定されていたとか、監督は人を一列に並べて選ぶのが嫌いらしいとか等等。 映画「なごり雪」を観て、この本を読んで、そのあと、ほぼ同時期の大林監督作品であるハイビジョンテレビドラマ「告別」を観るとさらに興味深い。当初のシナリオどおりの「なごり雪」も観てみたくなった。
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