中学生でした。何かが始まる予感の中、聞いたあの曲。レコードやラジオで聞いていた当時の記憶より、伴奏や歌手の歌い方までもが、実はもっと奥深い作りになっていたことに驚きました。今のハードでCDを聞くと、とっても新鮮です。・・・次は何年にタイムスリップしようかな。ぴょん!!
最近CMで流れている、淳子さんの「サンタモニカの風」を聴いていると、ああ、いい曲だったんだなあ、と思ったりします。80年代以降は俳優業がメインだったり、それ以前は山口百恵と比較されたりして、シンガーとしてはどこか損な役回りだったと思ったりもしますが、彼女は歌手の絶頂期には本当にいい曲を歌っていましたね。デビュー間もない頃の「わたしの青い鳥」や「ひとり歩き」、そしてオリコントップの「初めての出来事」や中島みゆき作の「しあわせ芝居」など、思えばあれもこれも覚えている曲ばかり。
このベスト盤ではこうした懐かしい歌声を聴くことが出来ます。曲目の順番と発表順とがバラバラなのがいささか気になるのですが、彼女の代表的なナンバーはほとんど入っているし、1枚物としては、彼女を思い出すには非常にいいアルバムですね。また、たとえばNHK朝ドラの副主題歌だった「白い風よ」のような、決して目立つわけじゃないけれど、どこか青春時代を思い出させる甘酸っぱいナンバーも入っていて、年代以上の懐かしさを感じます。
彼女は確かにそれほどの歌唱力を持ち合わせていたワケではなかったかもしれません。しかし素直に歌い、決して背伸びしない歌い方には好感が持てました。最近、復帰の噂もちらほらあるとのことですが、反面、昔の面影を大事にしておきたい気持ちもあるのですよね。心境はフクザツ・・・。
「殺しのテーマ」という事に絞り込んだセレクションと考えれば、 星5つでも正直OK。 高速道路を飛ばしたり、何か試合に向かう前のBGMとしては ある意味最高でしょう。ただ目つきが若干ヘンになってるかも(笑) やはり前半シリーズの各種テーマはどれも捨てがたいですが、改めて 聴いてみて再発見したのが「助け人走る」の出陣テーマの物凄い カッコよさ。こんなBGMが付いたら、役者のカッコよさも倍増 ですわ、そりゃ。 代表曲かつメジャーな曲の集大成なので、特別ファンじゃない人でも 持っていれば、色々な場面で重宝する事請け合いです。 (しかしどんな場面だ?)
古いCM曲から最近のCM曲まで、幅広く収録されています。
やはり関西の人間で、日曜日の朝にアニメを見ていた世代にとっては「パルナスの歌」でしょうか!?
あと、線香のCM曲「青雲のうた」に、思わずニンマリでした。
カールのCMで使われている「いいもんだな故郷は」 CMバージョンは、幾つかのコンピCDで聴けましたが・・・
フルコーラス版は、三橋三智也全集の中でしか拾えないと思うので、貴重度は高いかと思います。
初CD化の音源は5曲。(オリジナル版での収録)
○それぞれの夢(レオパレス21)
○ただいまのあとは(イソジンうがい薬)
○みんな元気(ニプロ)
○青雲のうた(日本香堂「青雲」)
○パルナスの歌(パルナス製菓)
基本はオリジナルのフルコーラス版で収録、ただし21曲中10曲がカバー曲です。
カバー曲が半分あるだけに、オリジナルにこだわる方は微妙かもしれません。
初CD化曲のフルコーラス版だけでも、十分に価値ある1枚かと思います。
以前からレンタルCDを探していたのですが、ようやく先日最寄駅近くで手に入れました。( 森田公一とトップギャランの歌は、私が20歳代のころよく聞いた曲で、青春の頃を思い出します。ヒット曲「青春時代」はもちろんですが、「下宿屋」「乳母車」「中央線お茶の水」など、その頃必死に、 仕事・恋していた頃を思い出させてくれます。(その頃の人の顔が浮かんできます)曲を聞いて青春時代に戻れるCDだと思います。
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