「アンダーグラウンド」に続くエミール・クストリッツァ監督の1998年の第6作目「黒猫・白猫」のサントラです。3-5作品目のサントラを担当したゴラン・ブレゴヴィッチが喧嘩別れしたため参加せず、サントラはクストリッツァ監督自身がメンバーとして参加しているバンド;ノー・スモーキング・オーケストラのネレ・カライリチやその他のメンバーも作ってます(ネレはおそらくこの映画のためだけに新しいユニットを作ったんでしょう、全曲のクレジットが"Written and performed by Black Cat White Cat"となっています)。
映画を観た人ならご存知の通り、バルカン風ブラス・サウンドとロックが融合したNo Smoking Orchestra風の曲もモチロンあるのですが、ヴァイオリンをメインにした曲があったり、ミュゼットの曲があったり、打ち込みのリズムが多用された曲あり、映画のサントラらしく多種多様です。No Smoking Orchestraでは出来ないことをやってみたかったんでしょう。曲自体が十分に魅力的なので、ロマ音楽あたりを好きな人なら、映画を知らなくても楽しめると思います。
訳書なので、若干読みづらい表記もありましたが、 普段疑問に思っている愛猫の行動がわかってすっきりしました。 なんでウチの猫は噛むのか、しっぽの形がこうなっている時は何を考えている時なのか。 今まで読んだ猫の飼育法の本とは一線を画す、 猫以外の野生動物まで研究した結果を語る著者の文にはなるほど!と思わせる物があります。 もう少し噛み砕いて一般的な表記にすればもっと多くの人が手にする事と思います。 わが猫はスーパーキャットにはなれなそうですが、 猫の気持ちがわかる本として役立ちうれしいです。
エミール・クストリッツア監督の『アンダーグラウンド』を観て以来、大好きになったこの監督の映像世界。この黒猫白猫もまた最高のストーリーと心に染みこんでいくジプシーミュージックで観るものを引き込ませます。猫やあひるやなど動物がいっぱい!登場人物もとっても魅力的で素敵です。観ているだけで明るく楽しい気持ちにさせてくれる「黒猫・白猫」、最高です!!
化物語(上) (講談社BOX)から始まった本シリーズ。ようやく羽川全開です。 最初のころの地味キャラから、登場人物の中では最強の「人間力」を持つにいたった羽川。今までほのめかされていたゴールデンウィークの出来事があかされます。 前半の暦の妹トークは筆者の本領発揮。正直、ドーデもいい話が続きます。これがいい。 また、ラストの、暦の決断も賛否の別れるところではないでしょうか。私的には「うーん」といったところですが。
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