本を読み、本人が現在も癌とたたかってる姿に、共感を浴びましたし、たくましさもかんじました。もし、自分がそうなったらと考えると、精神的に大丈夫なのかもと思いました。やはり、カオリさんは強い。また、小中時代のいじめ、音楽業界の表と裏、バイト生活、自分のレーベル設立、恋愛など素直に書かれてて、川村かおりという人間がより深くわかりました。
良くも悪くも無いといったところ。
まずこれを見た時に、自分的に沢尻エリカの自伝映画を見ている錯覚に陥った。 だから、沢尻エリカにしかこの映画は、引き立たなかっただろうなと思った。
しかし、内容から見て、もうちょっと過激さがほしかった。 まあ、日本映画であるからしょうがないかと、、、。
後・・・、哀川 翔の扱いはひどいな、、、。 友情出演の方よりも出演時間が短い。 しかも沢尻エリカと○○○するシーンだけでwwwww
同名のマンガを実写化した映画で、 絶大な人気を誇るモデルの「りりこ」がその地位から転がり落ちていく話。
原作をかなり忠実に再現してあり、かなり際どい映像も多い。 トップモデルの地位を保つための壮絶な生活が垣間見れるし、 どういう展開になるのか気になる仕上がりになっている。
キャスティングもそれぞれのキャラクターにピッタリで 非常にうまく配役されているのだが、 唯一、マネージャーの羽田だけが中年女性(寺島しのぶ)に変更されていて、 若い彼氏とキャッキャ言いながら戯れているのはかなり見苦しい。 かなり重要な役なだけに、りりこと同年代の女優にして欲しかったし、 それこそ本作に出演している鈴木杏でよかったように思う。
やや長く感じる印象はあるが、インパクトのある原作を 妥協せずにうまく実写化していると思う。 より激しい刺激を楽しみたい人はぜひ原作マンガも。
ブスな女の子が全身整形して幸せを手に入れる漫画は他にもありますが、これはそんな明るく甘ったるい物語ではありません。
全身整形モデルのりりこが歌手や女優としても成功し、人気の絶頂から徐々に転落していく様をリアルに表現しています。
骨と目ん玉と髪と耳とアソコ以外すべて作り物のモデルりりこには自分というものが無い。大衆が望むこと喜ぶことだけを話し、徹底的に
りりこという「キャラクター」を作り上げようとする。しかし本当の彼女はその栄光が長く続かない事も、作り上げた美が永遠でないことも
分かっている。それでも必死にしがみつき、美に対する恐ろしいまでの執着を見せる様は狂気といってもいいでしょう。ここまでタフな女性はなかなかいません。
そんなりりこの体と精神が徐々に崩壊していく過程は最後まで目が離せない。
整形に関わる事件と平行して進んでいく物語は衝撃的な結末で終わりますが、読んだ後に何とも言えない後味の悪さがありながら是非
続きが読みたいと思わせる魅力があります。
単に『漫画』と言ってしまうにはもったいない。男女問わず読んで欲しい傑作です。
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