先日から、山口六平太の昔からのものを読み返している。有馬係長が村木をたたくのが昔はもっと激しかった。そして、当時はそれでもいじめのような感覚はなく、お笑いのつっこみのような感覚で読んでいたのを思い出す。しかし、今の世の中の感覚ですると行きすぎたいじめのようなたたき方だと感じる。時代が変わってきたのだと思う。時代背景もその当時の経済状況などが反映されて物語になっている。しかし、10年以上経っても、登場人物の年齢はあまり変わらないのがおもしろい。
66巻の話の内容もサラリーマンの日常を興味深く書いてある。日常の中の何気ないことでも実は色々と課題や悩みをかかえてみんな仕事をしているものだと思う。著者のささいなことにも焦点を当てて考えるという感性が良いのではないか。
確定拠出年金について手っ取り早く概要を抑えようと購入しました。
ビックコミックの「山口六平太」のマンガが理解を助けてくれます。
出版年は、古いですが、根本的な理解には支障がないと思います。
若わかしい財前さんの弾ける演技力が素晴らしいですね。引き付けられます。武田鉄也さんももちろんいつものいい味が最高。感動のラストシーンは忘れることはないでしょう。北海道の海岸沿いを走るローカル線に二人だけ。そこに海援隊の名曲 帰ろう。役者、風景、音楽が最高の何ともいえない感動を醸し出しています。ここが武田さんの本当の狙いだと解釈しております。
大日自動社にもついに能力主義の波がやってきます。
石井常務が世界に通用する能力主義の導入を訴えますが、役員の意見は賛否両論に分かれます。
そこで決を採る事になったのですが、山口六平太の意見で全会社員の決をとる社内投票にする事になります。
社内でも波紋が広がり、それぞれがそれぞれの思いを馳せます。
今の日本の多くの会社でも見られるであろう光景が見事に描かれています。
凄い速さで日本が走り続けてる今、何が起きてるのか状況がよく把握できずに時間だけが過ぎて日々仕事に翻弄されていくたくさんの人がいると思う。
そんな人達に山口六平太やその周りの人が出した答えがヒントになるかもしれません。
ぜひ一読をしてみてください。
まあシリーズ1作目の印象が強いので、2作目の今作は前作ほどのインパクトはないですが武田鉄矢のコミカルの演技が冴えてます。ゴルフをやらない人でも人間ドラマとして楽しめます。スポーツから人生観を学ぶこともできるんです!金次郎から勇気やパーで良いさ、くらいの気の持ちようだということを学べるでしょう。面白いです。
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