SNOWファンというより芽依子様ファン…或いはcvの涼森ちさとファンならまだ楽しめるかな?シナリオは賛否両論な気もしますが…。重みがない、というか無理矢理な展開とHシーン多め、ファンタジー色強めで、私はプレイ中に何回か「はぁ?」と感じました。endingもいまいち…かな。あ、でも音楽は相変わらず良いと思いますよ。私は特に挿入歌が好きでした。 standardは値段もお手頃なので、一度プレイしてみては?SNOWのような作品を期待する人にはススメられませんけどね。 シナリオが私的にいまいちなので★ひとつ減らしました。
はっきりいって、ロメール映画は「会話」命なので、上級フランス語力がないと日本人には99%わからないのです。(フランス人でもロメール知らない人いっぱい。)字幕は話の流れを短い言葉でつなげようとしているため、どうしても間違いだらけになってしまっています。
このことをはじめに言っておきます。
しかしながら、いえ、だからこそ、挑戦してほしい!!
『緑の光線』は万国共通の人間の心理を扱っていて、中でも、字幕でも十分楽しめる映画です。『友達の恋人』は、駿河台出版社から、シナリオを利用したフランス語学習教材がでていますので、フランス語会話の学習に最適です。
そして『満月の夜』、たいへん美しい映画で、封切直後、主人公の女優にパリ中が虜になったといわれています。しかしその女優パスカル・オジェはまもなく25歳で突然死。映画のストーリーの悲哀とあいまって、切なくてなりません。その意味でも本当に美しく悲しい不思議な映画です。
前回義母との絡みを書いた芳川先生の新作は主人公の友人の姉と母親と仲良くなるというなんともややこしい設定です。正直にいえば、よく友人も旦那も気がつかないよな……部活で忙しいとか、旦那が仕事の都合で急きょ家族旅行に代理で主人公が参加など、ご都合主義が多々みられますが、そこは官能小説なのでご愛敬ということで。
挿絵は妖艶な熟女を描くので定評のある岬ゆきひろ先生です。五枚のうち、友姉の美織が二枚、友母の佐知恵が二枚、最後は二人同時の絡みと濃厚なイラストテイストになっております(個人的には二枚目と五枚目がおススメです)
とにかく設定やご都合主義を抜きに純粋に読み進めると内容に違和感はないので満足できる作品であると思います。
見ればわかると思いますが表紙の右側が佐知恵で左側が美織になっております。リアルドリーム文庫も祝70巻。これを通過点にして今後もいい作品を出してもらいたいと応援します。
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