ゲームをした上で読んだため、初めは「ストーリーがわかってるしなぁ」くらいの気持ちでした。 前作の「翔べない天使」をゲームをしていない状態で読んだことが原因だと思います。 しかし、読んでみるとやはり違いました。 原作シーンから始まるため、原作ファンには嬉しいのではないでしょうか。 オリジナルストーリーへと向かわせるためにちょこちょこ違う部分はありますが、原作が小説になったようなものです。 それをゲームをしていても楽しめるのは、ゲームとも原作とも違う部分があるからです。 戦闘シーンなどはゲームだと生きるか死ぬかって場面ですし、あまり詳しい病者などを楽しむ余裕はないのではないかと思います。 私自身アクションが苦手なため、楽しむより勝つだけに必死でした。 けれど小説での戦闘シーンの描写は、なかなか面白いものがあり、自分の経験をとおして「こういう感じだったな」というのを思い出させてくれます。 何よりも嬉しいのは、原作にもゲームにもないオリジナルの展開です。 ゲームをしている人にとって、全く同じ展開というのはつまらない以外の何物でもありません。 しかし、所々に含まれている予想外の台詞などが楽しかったです。 また、プレイ中は読み流していた台詞などを改めて読んで、それも面白かったな、と思います。 ただひとつ残念だったのは、石版を探すシーンなどが省かれていたことです。 つまり、展開が早かったのが残念でした。 確かに描写が難しいシーンだとは思いますが、ゲーム中の好きなシーンが省かれていたことは少しマイナスに感じてしまいます。 あと欲を言えば、扉絵も荒川先生に書いてもらいたかったかも…。 そういう点も踏まえて、星は4つにさせていただきました。 全体的に見ると、買って損はないと思います。 猫イベントが好きな人にも楽しめるのではないかと。
この著者の作品を読むのは『きらきらひかる』以来です。この作品が気に入らなかったわけではないのですが他にもっと気に入った作家が何人も登場したために、江國氏の2冊目を手にする機会がないまま今に至りました。今回読んだきっかけは、ご多分に漏れず、直木賞受賞です。 それぞれの作品には、目立ったストーリーがあるわけではなく、過去の出来事の回想まで含めた“現在”を切り取った本、という趣です。最初は、何だ、何も起こらないじゃないの、と早合点しかけたのですが、パターンを把握した後は十分に楽しめました。スタイルが一貫しているので、単なる「同時期に書いた短編の寄せ集め」には終わっておらず、完成度は高いと思います。 ただ、タイトルは、果たしてこの本にふさわしかったのかどうか。これが、直木賞受賞と併せて、「内容の詰まった劇的な作品」という期待を生んでしまい、多くの方に「肩すかし」感を呼んでしまったのではないでしょうか。
タイトルに「学力」とついていると学業成績を上げるためのマニュアル本かと思いがちですが、この本はそんなちゃちなものではありません。「子育て力」をつけるための親のあるべき姿がわかります。家庭での教育力・環境を整える事が結果的に子どもの学力向上につながると言うことです。全てのことが実践と実例に裏打ちされ、単なる方法論ではないのが説得力のあるところです。文章も平易で読みやすく、忙しい親でも一気に最後まで読み終えることができます。まず親が変わらなくては・・・子どもと一緒に頑張ろうという気になります。
PC内でツールを使って実際に温度差を調べたわけじゃないですが
夏場にはそこそこ効果があるかな、と感じました。 最新のネットゲームなんかをしてるとすぐ熱暴走しそうになりますが これがあることで放熱をうまく促してある程度は発熱を抑えられたと思います。 部品によっては熱が原因で寿命が短くなるものもありますので、 大した値段ではないですし、試しに買ってみるのもいいのではないでしょうか
他のメーカーさんのでもっといいのがあればそちらでいいと思います。
去年の日本シリーズは完全な「SHINJO劇場」で某テレビ局のアナが露骨なひいき実況ぶりで対戦相手の我がドラゴンズが完全に敵役扱いしたのは腹が立った。とはいえ阪神時代は人気と実力が不釣合いで、あのまま残留してもここまで取り上げられなかったと思う。3年間のメジャーと日ハム時代はとにかくインパクト残した。「これからはセ・リーグでもメジャーでもない、パ・リーグです!」の名言を残した入団発表に始まり「ホームラン打法」に各種被り物、ユニフォーム変更・・・と大いに話題提供し球団を44年振りの日本一に導いた。彼が抜ける事でまた「地味球団」に戻ったりする?阪神でのデビュー当時やメジャー時代の映像が入ってるのは◎
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