杏里のデビュー以来のファンで、彼女の曲はずっと愛聴しています。今世紀に入って彼女のオリジナル・アルバムの発表が少なくなって、少し物足りない感じがしますが、その代わり、歌に込められたしっとりした情感のこまやかさ、表現の暖かさ、それにいつも変わらぬ張りと伸びのある美しい歌声と、洗練された大人の女性シンガーとしての魅力が断然際だってきましたね。 このアルバムは、そうした近年の杏里の特性にふさわしい、アクースティックライクなスローテンポのバラードを中心とした美しい作品です。特に“遠い夏のイマージュ”、“Tears in Crystal”、“River of Life”などの曲は、深く心に染み透るものがあります。 静かな夜に、ゆったりと心静かに杏里の美声に聞き惚れるのがいいでしょう。彼女の美声を無条件で愛するすべてのファンにお勧めしたいと思います。
CMで聴いて知った曲です。 自分はカップリング曲のほうがいい曲だと思います。 どうしてそっちでおさなかったのか、少し疑問です。 カップリング曲もCMで使われているので、インストゥルメンタル版も入れてほしかったです。というわけで、★三つ。
森川智之さんのディナーショーのDVDです。何と言っても曲数が多く、15曲です。甘い歌声と素敵なトークが入ってて、約2時間ちょい、とても大満足な商品でした!森川さんファンの方には是非見ていただきたいです。
古びた瀟洒なホテル――「ラヴィアンローズ」 一部屋一部屋、内装の基調となるカラーが異なる部屋で 繰り広げられる切ない恋物語。 「青の部屋」・・・子供故の無力さ、のしかかる現実から逃げ出したくて ここへ辿り着いたふたりの高校生。 短い逃避行、それでも確かに幸せはここにあった。 「赤の部屋」・・・毎週金曜日に宿泊する人形のように無感情で、綺麗な男。 しかし、その男は過去にこの「赤の部屋」で恋人と心中未遂をしていた――。 ホテルマン×過去に囚われ続ける男。 そして、書き下ろし。 ホテル・ラヴィアンローズの始まり・・・ 戦後、13歳の少年の初恋物語。 つらい別れを経て・・・ふたりは再び巡り会う。
どの話も読み応えがあり、話に引き込まれました。 私は特に、最初の「青の部屋」が好きです。 話したこともなかったふたりが親しくなっていく様や、主人公の秘めたる恋心。 とても切なく書かれていました。 もっと早くに自分の気持ちを伝えていれば・・・もっと違う結末になっていたのに。 こんなことにはならなかったのに・・・。 運命のイタズラがふたりを引き裂く――。 ラスト、先が読めていたとしても、切なさとふたりのこれからの幸せにホッと胸がいっぱいになりました。
3組のカップリングがあるので、お気に入りのひとつが見つかるかも?
天皇家が主人公では無く天皇家を取り巻く 人々が主人公としてかかれており非常に 興味深く読んだ。 個人的にはプリンスホテルの章と八瀬童子 の章は大変おもしろかった。
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