現在、カナダの大学院で勉強しており、TOEFLはもちろん日常のレポートや会話・テレビドラマの理解に英英辞書を数冊使用しています。 マクミランは発売時、TOEFLやGMATを勉強していた頃、買いました。オクスフォードやロングマンに比しても、決して収録語数やフレーズ数では劣っていません。特に役立つのが、コロケーション(単語だけでなく単語との相性のような組み合わせ)を重視して見やすく配置されていることです。これは、オクスフォードやコビルドに勝ります。さすがにロングマンはよくできていますが、それでも、語義説明になると、マクミランは簡潔かつ具体的という矛盾をクリアしている点でロングマンに勝ります。(ロングマンは少し意味が曖昧、漠然とした感じがします) さらに、秀逸なのが付属のCDです。これはまさに英語学習者に非常に配慮されたつくりになっており、未だにこれを超える辞書ソフトは見当たりません。IEやWORDでのポップアップ検索(カーソルを合わせるだけで意味を表示)はもちろんのこと、自分だけの単語帳や意味・例文を追加することもできます。その上、テスト機能までついており、至れり尽くせりです。私はこれで、初めて遭遇した単語や使い方を覚えたい単語を登録して、プリントアウトして覚えていました。もちろん、今もやっています。また、2語以上のフレーズの検索もスペースあけるだけなので便利です。ロングマンやコビルドは&や+といった記号を入力しなければならず、煩わしいです。些細なことですが、使用頻度が高いと、検索性は重要になります。 以上、有名な辞書に隠れていますが、絶対持っていて損のない隠れた名作です。オススメします。
五・七・五・七・七のたった31音の定型詩、和歌。短音節語彙の豊かさという日本語の特徴と掛言葉などの修辞技巧をフル活用することで字義どおり以外の解釈(double meaning)を可能にするとともに、音韻と余韻を味わうことが出来る究極の詩(うた)。和歌は日本語でしか味わえない部分があり、翻訳には限界があります。(この辺りの翻訳の苦労話は"日本語版のための序論"で詳説されています)しかし、本著者は和歌に込められた意味を汲み取って、定型に捉われず、しかし英詩として端的かつ平易に表現することに成功しています。
例えば「花の色はうつりにけりないたづらにわが身世にふるながめせしまに」(小野小町)は次のような抒情詩として生まれ変わっています。
A life in vain.
My looks, talents faded
like these cherry blossoms
paling in the endless rains
that I gaze out upon, alone.
(この"...upon, alone"が醸し出す余韻が なんとも心地良いです)
また日本語特有の音韻の面白さは表記法の工夫で醸し出そうというアプローチも面白いです。(「足引の山鳥の尾の...」(柿本人麻呂)の"長々しさ"を印刷のレイアウトで表現) また「...逢坂の関」(蝉丸)の訳も表記法と押韻の工夫で実際に人が行き来する躍動感が表現されています。こうして英語を通して和歌を愉しみ、日本の詩歌の美しさ・面白さを再発見できます。まさに「温故知新」の一冊です。
本編で日本語・英語の語彙解説などは殆どないため、"万人向けでない"という意味で★4つに止めましたが、個人的には★5つです。(なお原著はこちらです)
いかにもキングの短編らしい作品3つを、一匹の猫の絡めながら話を紡いでいくオムニバス映画。これといって凄い点もなく、これといって悪い点もなく、まずまず楽しめる映画だと思います。きっと、自分が小学生の頃だったら、夢中になって見てた気がする。
音楽に使われているシンセの曲がキース・エマーソンみたいで、僕のプログレ魂を擽った。こないだ観た「エルム街の悪夢」の音楽もエマーソンっぽかった。というより、80年代はこんな感じのシンセ音楽が流行っていただけかも(笑)。
これは面白いですよ。 4コマとショートの組み合わせですが、 かなり本格的な野球ネタも満載。 キャラもスッキリして解り易い設定。 女性陣も可愛い人からキレイなお姉さんまで揃ってます。 クール系や文学系なのにナイスボディ系、妹系・・・ 本筋は女子野球部に入った男子マネージャーと 彼女達の交流と言う感じです。
きちんと野球ネタをやりつつ、笑いもきちんとオトす。 高校生にありがちな恋愛ネタもありますが、それも深い物では無く笑いでオトす。 この辺りがドロドロした展開にならずに爽やかな感じがして良いですね。 基本彼女達は恋愛に疎い感じなので、見ててこっちが照れると言うか、そんな感じです。
男子マネージャーも彼女達を魅力的と思いつつも、 超家庭的男子なので、洗濯や裁縫、お弁当作り等に追われて、 そんな暇はありませんといった感じです。 微妙に天然なので、簡単に素敵だ!とか言いますが、意味は特にありません。 意味はなくても彼女達はその言葉でドキドキしたりするのも何だか微笑ましいです。
本格的な野球マンガでも、きちんと笑いがあり、 高校生と言う年頃ネタもあり、爽やかにまとめてある。 これは面白いマンガだとお勧め出来ます。
禁煙する男、高層ビルの周りを一周する男、
少女の部屋に現れる謎のゴブリンの物語。
ネコちゃんは可愛いし、3つの短編を楽しめる
オムニバスで、のんびりと楽しみました。
この映画の安っぽいB級っぽさがいいの。
次はどうなるんだろうとドキドキしましたよ〜。
小っちゃなドリュー・バリモアも可愛かった!
ポリスの「見つめていたい」も懐かしかったです。
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