43枚目のシングル。春にリリースされた10thアルバム「10 MY ME」には、ここ数年間のモーニング娘。が封印していた楽しく明るい楽曲も含まれ、ツアーも大盛況で終了した。その流れを踏まえてか、本作「青春コレクション」はこれまでの路線とは、また違ったアプローチの楽曲となっている。
「青春コレクション」は、どこか「なんちゃって恋愛」を想起させる美しいイントロに始まるが、曲の全体像は前向きな歌詞で明るい雰囲気。カップリング曲「友」も同様に、柔らかく美しいメロディと、皆で大合唱出来そうなゴスペル的で壮大な歌メロが強力。2曲共に、ファン受けだけで終わるような曲では無く、一般市場にも充分通用しそうな普遍性も兼ね備えている所が、本作の特徴。これって、もしかして凄い作品ではないか!?ここ数年のシングル曲はクール路線であり、マイナーコードと短音階を取り入れ、角の立った、少々きついメロディを使っていたが、今回は2曲共、鮮やかで柔らかい色彩をキャンパスに描いた様な、美しい仕上がりの楽曲となっている。
音楽的に言うと、曲を構成する主たるコードや音階がメジャーかマイナーかという所に行き着くが、音楽も元を辿れば音であり、音は空気の振動によって耳に伝わる。違う高さの音が同時に鳴った時、音の波の波形が調和し合えば、心地良く聞こえる「和音」となり、調和しなければ不快に感じる「不協和音」となる。基本的にメジャーコードは、この調和し合う音のみを重ねて作られたコードで、「ラジオ体操第一」等がそうだ。マイナーコードは、和音の中に、調和しない音を組み込む事によって、意図的に耳に馴染まない波形を作っている為、緊張感のある感じや、物悲しくて奇妙な感じを醸し出す。曲で言うなら「Moonlight night ~月夜の晩だよ~」「踊れ!モーニングカレー」「泣いちゃうかも」等が例で、「プラチナ9DOSC」収録曲の多くを、クールでシャープな曲と感じるのもその為だ。よって私達は、耳に届く空気振動の波形によって、明るい曲か暗い曲か、楽しい曲か緊張感のある曲かを感じ取っているのである。・・・最後はモーニング娘。とは、ほとんど関係の無い話になってしまった・・・。
JIROのおもしろMCや「HOWEVER」の歌詞が飛んでしまったTERUが最後にもう1度歌いたいといって別バージョンで歌いなおすシーンなどなかなか見れないシーンがいっぱい詰まっています!
最初聴いた時は「なんかこう、もうちょっと・・・」と思ったものの、ふと気がつくと、リピートでかけている自分がいた。 実際、大阪万博に直接関係した楽曲は、冒頭の東芝IHI館のマルチ映像用の音楽だけで(構成のバランスの関係だろうが、途中までの収録。フルで聴きたかった・・・。ゆえに、☆マイナス1)、「お祭り広場のテーマ」、というのもオフィシャルなものではなかったようなのだが(楽曲自体は出来のいいインスト)、「あの頃」「あの時代」を彷佛とさせ、後追い世代が聴いても、その≪時代の気分≫がなんとなく体感できるのではないかと思える点で、なかなかに秀逸なコンピレーション。 なお「ちっちゃな恋」を歌う牧麗子とは、のちの女優・牧れい(懐かしい・・・!)。
買うのをためらいましたが、それでも買いました。
3年に一度の夏のBIGイベント、GLAY EXPO。99年から始まり、2004年で3回目。今さらですが、当日会場で見れた人が羨ましい限りです。
さて、DVDの内容ですが、私は文句なしだと思いました。ただ、他の方が指摘しているようにディスクの構成、ショートストーリーの入れ方には多少の不満はあります。これで、見方によってはGLAYやEXPOの存在がフィクションになってしまうという錯覚に陥る可能性も否定できません。実際自分がそうなりがちでした。やはりライブ中にストーリーはいらないとつくづく思いました。
GLAYの存在は決してフィクションではないのですから。
インタビュー、EXPOまでの過程は、一大イベントまでの期待をそそる意味でも良かったと思います。
ショートストーリーは、ホワイトロードのPVと繋がりがあるということなので、しょうがないでしょう。ラストも感動的ですし、短編映画としては見れると思います。なので、やはりディスク3にまとめてほしいと思いました。その方がさらに物語に深みが出たことでしょう。
ライブ自体は今さら文句のつけようがありません。
ということで、星5つあげても過言ではないでしょう。
このDVDは最高です!!!
特にはじめの「ハツコイ娼女」は 映像で見るのが初めてだったので感動ものでした。
もう繰り返し見てます。
林檎嬢のファンの方ならもうみんな買ってるはずでしょうけど。
そうでない方にも見ていただきたいですね。
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