10年くらい前にロンドンでレミゼラブルを見て衝撃を受け, それ以来,取り憑かれたように,レミゼ目的でロンドンに渡航すること5,6回。 ・・・ということで,このブルーレイ,迷わず買いました。 このレミゼは,東京国際フォーラムか武道館みたいな会場でやる「コンサート」形式なのですが, 演出が予想以上に「ミュージカル的」で,大満足です。 インターミッションのタイミングを含めて,シナリオと全く同様の進行になっており, キャストはちゃんと衣装を着て出てきます。 基本的には,スタンドマイクの前に立って歌うので,派手な動きも大道具もありませんが, ステージの巨大モニターに,「轍にはまった馬車」とか「ジャベールが飛び降りた川の渦」とかが映し出されるので, かなり臨場感があります。 十分,泣けますです。 あと,キャスト以外の合唱隊がたくさんいて,アンサンブルがびりびり痺れる迫力でした。 それと,最後に,25年前のキャストの皆さんが出てきて歌ってくれます! 特典映像は,レミゼが42カ国で上演されたとかそういう話だけで,とっても短いものでした(ちょっと残念)。 しかし,これまで演じた人は何万人等々と紹介しながら, 例のスーザン・ボイルが”I dreamed a dream”を歌ってる場面が出てきたので,笑ってしまいました。 帝劇版の山口ジャンバルジャンもよいですが, レミゼファンの方は,この機会に,ぜひロンドンバージョンも見てみてください。 回し者みたいですが・・・。どのキャストも歌唱力・表現力が半端なく素晴らしいです。涙が出ます。
まず、「ひとりぼっちでいること」を、ある種、肯定しているところがいい。肯定しながら、「でも、それだけでは...」という示唆をくわえる。
孤島か船のような油田掘削所には、初老の責任者、オタクな海洋学者(ダニエル・メイズがいい)、機関室係の同性愛のカップル、掃除係が働いている。もう一人、料理係以外は皆、自分の「孤島」に住んでいる。「ひとりぼっち」でいられるためにこの仕事を選んだと思えなくもない。ハンナもその一人だ。
さて、二人の秘密。ジョゼフの抱える秘密はともかく、ハンナの秘密には、本当にビックリしました。『愕然』と言い変えてもいい...。サラ・ポーリー、ティム・ロビンスの演技力の凄さ!! ふたりが語る言葉が心に響いて、フラッシュ・バック映像なしで、それぞれの心のキズがイメージできる。
物語は主人公たちが別れるところで、一旦終わります。そこから本当の結末、エピローグと続く。このラストは、力のある俳優でないと説得力に欠けるところだが、さすがにオスカー俳優ティム・ロビンスはその重責をよくこなしていると思います。
脚本として特に感心したのは、最初に明かされるジョゼフの小さな秘密が、ラストで彼が必死に語るセリフに強烈に効いている。最初から、ずっとではないけど、子供の声のナレーションが入ります。なぜそれが子供の声なのかは、エピローグで明かされます...。
ブラッド・スウェット・アンド・ティアーズの曲で皆が踊ったり、ディープ・パープル、キンクス、デフ・レパードといった名が会話の中に出てきたり、ジョゼフの目が回復し、彼女を追うシーンでトム・ウェイツの歌が渋く泣かせるように流れる。エンド・ロールに流れるのはトーキング・ヘッズのデヴィッド・バーンの歌。と使われる音楽のセンスも良かった。
あたたかくて軽いです。とても気に入っています。 ポケットが大きいのもナイスです。 裏地が、スベスベなので肌触りがよく、長い付き合いになりそうです。 黒色ならパンツがどんな色でも結構いけます。 180cm、73キロ、スーツの上に着用想定でサイズ40を選びました。1
小生40代半ばを目前にしてロックファン歴27年になるが、このジミー・マッキントッシュという実力派ギタリストは名前も顔も知らなかった。たまたまこうしてMP3バージョンを試聴できなければ小生の触覚に触れることもなかったはずのアルバムが、なんとあまりにも素晴らしい出来で心底惚れてしまった。ロン・ウッドが参加しているということでそういう音を期待していたところ、期待以上の作品に仕上がっている。ジャズでもロックでもブルースでもないけれどそれぞれ全部のエッセンスが詰まっている。ヒット、金儲け、売名などそれらのどれも目的となっていないであろう作風と全体の雰囲気はとても落ち着いていて圧が強すぎなく、それでいて爽快感と達成感を感じる。ジョー・ボナマッサなどのように若さゆえの力みなどもないし、大御所ジェフ・ベックやエリック・クラプトンのように奇をてらいすぎる感もないのが良い。
|