平たく言えば、同社の三国志の西洋ファンタジー版。 経済を発展させ、兵をそろえ、キャラに率いさせて敵陣を落としていきます。 ただ、三国志同様に戦術よりも力のごり押しになるので、後半はちょっとだれて来ますね。 攻城戦略のほかに、キャラクターを4人選択してダンジョンに潜る事ができるのですが、これがかなり面白いです。これだけでゲーム一本として成り立ちそう。ちなみにこちらはルナティックドーンの雰囲気といったところです。 惜しむべくはシナリオ。個性豊かなキャラクターが沢山いて、各々プロフィールまで所持しているのですが、それに関するイベントが無い。「色々考えてはいたけど納期に間に合わないから出しちゃいました」という感が拭えません。
現在もアニメ・映画・CMなどの音楽の最先端を行くヴォーカル・新田真澄(現・伊藤真澄)氏と、コンポーザー・伊藤善之氏夫妻によるユニット“midori”によるアルバム。
1991年にリリースされた、光栄(現・コーエー)のイマジネーションゲーム「ロイヤルブラッド」のサウンドトラック。ロイヤルブラッド並びに伊藤夫妻のファンならずとも名盤と言える。英国風ケルト神話調の軽快でかつ壮麗な曲は全10編にわたって躍動感に満ち、飽きさせることが無く、サントラの域を超えて、単純に「ファンタジーイメージソング」として、ファンタジーの世界を描いた他の文学やメディア作品の世界観にも共鳴できる柔軟性を持っている。
特に真澄氏の独特のトーンの歌声が(とは言っても歌詞はなく、真澄氏の声自体が楽器のひとつと言える)ロイヤルブラッドという作品の世界を美味く表現していると言える。
個人的にはトラック3・LEAVES(春のテーマ)、トラック6・ORCHIDS(冬のテーマ)が好きだが、四季の曲いずれも妖精たちが躍っているような雰囲気が鏤められているのも、真澄氏の作風の特徴とも言える。機会があれば、耳にして欲しいアルバムです。
内政や軍事コマンドを重ねて国力を増やし、隣国へ攻め込み領土を拡げる。イマジネイションゲームとは言うが、天下統一が最終目的のシミュレーションゲームです。
ただ、その中で魔術師が登場したり、傭兵・モンスターなどを金で雇ったり、妖精が登場し国力に影響を与えたりと、コマンドを駆使して行くたびにファンタジックな要素があるという、今にして思うと単純ですが、シンプルイズベストという言葉があるように、シミュレーションゲームの基礎に忠実な非常に廃れぬ魅力を持ち続ける作品です。
また、midori(新田真澄[現・伊藤真澄]×伊藤善之)作曲による音楽が、このファンタジー世界に彩りを与えているのです。想像力の余地止まぬロイヤルブラッドは、一度プレイしてみて損はありません。
そんなアニメでしたね。キャプテンに酷いことされてもなお、次第に心を開いてというか、許している、そんな感じですね。
内容は予め事が進んでいるのでこれ以上書くとネタバレとなりますので、控えますが、結末はこういう始めっから不幸のどん底に居ながら、最後までそのまま、という訳じゃないんですね。
ああ、良かった。
ミルテが、咲夜がそれぞれ己れの道へ、自分で選んで進んでいくことを決心するということで、アニメにしてはなんか、スジの通った構成で良かったと思います。
このサントラは、ドミニク・ハーランのピアノ曲とジョセリン・プークのヴァイオリン曲、ショスタコーヴィチのワルツという「現代曲」群と、オスカー・ピーターソンやブラッド・メルドーらのジャズ(他にビッグ・バンドも含む)の曲群に大まかに分類できます。そこにクリス・アイザックのロックが一曲だけ加えられたという感じで、全体の中ではアイザックの曲はやや浮いた印象を受けます(この曲すごい好きですが)。 オープニングとエンディング・トラックであるドミニク・ハーランの曲は不気味な雰囲気で、映画を観た人には忘れられないものでしょう。全体的には統一感があるのかないのか難しいアルバムですが、この映画が好きな人にはいいと思います。シュニッツラーの原作を読みながら聴いてもいい感じ!!でした。
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