本文後の解説のそのまたあとに小学3、4年生が書いた感想文が載っていてそれが「うちの子には書けない名文」なので、読書感想文の宿題の手助け!になると思います。 同様の子供向け世界文学シリーズはポプラ社からも出ているが、こちらの方が、低学年には親切でうまく訳してあると感心する。細かいことだが、表紙に原題と作者名 Vingt Mille Lieues sous les mers / Jules Verne がきちんと書かれているのも良い。
しっかりと作りこんでいるという印象を受ける。わくわくさせてくれるんです。構成、音楽、セリフもいい。制作にものすごい熱意を感じたし、しかもそれが空回りせず、傑作に結実している。是非!是非みてほしい。 世の中の正義と悪、憎しみや愛、勇気、挫折、怒り、気高さ等が、鮮烈に、正確に、熱く、描かれていた。これらは普遍的に見られるテーマで、最近の映画だっていつも扱ってて消滅していないものだが、目が覚めるような感動ができたのは、う〜ん、作り方がうまかったんだろうな!と思いました。
本文後の解説のそのまたあとに小学3、4年生が書いた感想文が載っていてそれが「うちの子には書けない名文」なので、読書感想文の宿題の手助け!になると思います。 同様の子供向け世界文学シリーズはポプラ社からも出ているが、こちらの方が、低学年には親切でうまく訳してあると感心する。細かいことだが、表紙に原題と作者名 Vingt Mille Lieues sous les mers / Jules Verne がきちんと書かれているのも良い。
海底での長い旅物語です。いろんな魚等の描写や主人公のアドベンチャーが描かれてますが、結局モネ船長って…?というなんとも煮え切らない気分で終わるため、疑問二万里って感じでした。 期待して読んでみたもののあれ〜感でいっぱいです。
ジュール・ベルヌのSFを映画化した1954年のディズニー作品。言わずと知れたネモ艦長の潜水艦「ノーチラス号」が舞台である。潜水艦の動力源は油ではない。ベルヌは未知のエネルギー(原子力)を予見していたのかもしれない。CGの無い時代ゆえ、特撮は実写である。海の中が奇麗に撮れている。米国の原子力潜水艦「ノーチラス」は、ベルヌのこの潜水艦にちなんだ名称である。カーク・ダグラス(「氷の微笑」の男優マイケル・ダグラスの父)演じる思慮の足りない鯨取りの銛うちを、あたかも英雄のように描いているのは米国映画の限界だろう。しかし、ベルヌの主張はネモ艦長の振る舞いに込められている。
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