ある日、女ボディガードのケイトに依頼された、突拍子もない”金で雇われた愛人契約”。
素性を隠し、有名作家のアンガスとともに生活するにつれ、
ケイトは”愛について”次第に追い詰められていくのだった....。
金で雇われた愛人という設定から想像してみてもかなり刺激的〜なこの作品。
ヒーロー、ヒロインとも精力的にいろんな小道具やら避妊具やらはちみつやら、、
フル活躍しお楽しみがあちこちで繰り広げられます。
ただ、Hなだけにとどまらず、傲慢で偏屈者と思っていた作家のアンガスが
実はユーモラスで魅力的、
しかも高ピーな立場から一転、こんどは女を追う対場に。。。
意外にもケイトを男の抱擁、忍耐力で”本物の愛”を教え過去のトラウマから脱皮させようとあれこれ駆使し、たかが一周間の間にメロメロに惹かれていく様子がなんとも可笑しく愛に溢れてます。
しかも、最初はそっけない態度だったのにすぐにメロメロになってしまうこのギャップがいい(笑)
犯人探しも気にはなったが、アンガスのキャラ、サイコーです!!
そして、カッコいいプロのボディーガード、ケイトも上手く手なずけてるし(笑)
おどろおどろしい事件も起こらず、刺激的度はかなり高いが安心感のある作品でした。
(※けっこう気に入ったけど、露骨シーン満載なので、人によっては苦手と感じるかもしれない)
89年に他界した、巨匠・芥川也寸志の業績を2枚組にまとめたもの。DISC・Aには純音楽作品、DISC・Bには純音楽作品と映画・放送用音楽作品といった構成になっている。本CDの眼目を敢えてひとつ挙げるとすれば、DISC・Bのラストを飾る映画「八甲田山」の音楽だろう。収録された4つのテーマには、主要なモチーフが見事に凝縮され、一種の交響詩といえる。ライナーに、同じ伊福部昭門下であった故・黛敏郎の「芥川の死は壮烈な文化への戦死であった」との発言が引用されているが、その死に対する哀悼の意を最も適切に表現した楽曲であろう。志半ばに雪の八甲田にその命を散らした兵士たちの姿と芥川の姿が二重写しとなり、涙を禁じえなかった。
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