臆病なのに唯我独尊というのが猫の印象です。
ちょうど文学者と同じではないでしょうか。
愛玩動物としての猫だけでなく、
猛獣の小さいのとしての猫の一面を見いだすことができるかもしれません。
まず「くるねこ」などの漫画を見てはいかがでしょうか。
pal@popの名曲「空想X」が出て、しばらく動きがないと思ってたらアルバムリリース。
ただならぬ才能を感じる、音造りと時空感はただものではない。
と思っていたら、本名で「さくら」をリリース。
曲つくりは大変ヨイのだが、どうしてこんなに整然とした雰囲気を感じさせるのか?
pal@popのプロジェクトは、音楽的に成功しているのに、商業的にはいまいち弱い。
本作も、作品としては抜群に魅力的であるし、よくつくりこまれている。
特に歌詞がすばらしい。
だが、猛暑に「さくら」なのは、メーカーに問題があるのだろう。
こうしたソニーのいい加減さのために、もう何度も有能なアーティストをつぶしてきた。
商売上手な体質の裏に、音楽を大切にしようとする愛情がナイ。
それにしても、良い曲なので大事に歌い継がれていって欲しいのだが・・・
テレビでオススメしてたので読んでみました。 大阪の人情溢れる話なのかと思ったら かなり人間の内面を描いた内容でした。
心から愛し合った男女の、美しい最期までを、流れるような文体と美しい情景描写で語っていく。 ハードカバーでうすい本なので、読むのにそこまで時間がかからないが、ぐいぐい惹きつけられて、 読んだ後は放心し、涙が出た。
舞台は江戸時代の遊郭で、現代ではうかがい知れない非常に興味深い場所が細かに描かれており、 当時の遊郭独特の言葉もちらほら使われていて、それがよいエッセンスとなっている。
遊郭の描写もあるものの、女性目線から描かれているので、直接的すぎる描写は少なく、うつくしい。
本当の恋とは何なのか、本当に人を愛するとどうなるのか、そういことが、ぬきさしならない状況とともに 描かれていく。
普通の市井で出会っていた男女なら、現代に出会っていた男女なら、相思相愛の幸せな結婚をしたかもしれない。
でもこいういう悲劇の物語は、本当にうつくしいし、忘れられない。
アルバム4作目。「心をこめて」という意味で「with a will」 確かに心がこもってます。「色褪せない瞬間」「目を覚ませ、男なら」「空をあきらめない」シングルも収録されていますが、アルバム収録曲が非常に充実していて面白いです。 「そろそろやってみますか」「気づいて!」「スーパーガールズ ファンキー No.1」詞も曲もいいです。隠れた名曲といえます。 歌唱力は、この頃はまだ大目にみられました。上手くはありませんが、聴けないことはありません。この頃の曲調の方が、今のヘヴィな路線よりも彼女によほど合っていると思うのですが…。 注目は歌詞カードの出来栄えです。カメラ技術が良く、見ていて楽しいです。ちょっとした写真集のようです。
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