昨年突然、特別編「ただいま・おかえり」の放映を知った時、とても驚いたけれど、アニメーションの終了から7年を経ても…やはりそれほど、愛されるべき作品だったのだな…と嬉しかったことを忘れられない。だから前回のBOX発売時と同じことを、みなさんへ伝えたい。
どんな風に紹介されていようとも、実はこの作品は、見ないのも、知らないのも、一生の損だと思うぐらいの作品である。
メイド萌えアニメ?そうとも言える。この作品がなければ、そんなものはムーヴメントになりえなかったから。ガイナックスのSFアニメ?それも該当する。後々骨身に沁みてくるという意味でも。ただの萌えアニメ?ええ、まほろさんに会ったら否定するのがバカらしくなる。だって「完璧な心の持ち主」なのだもの。
ストーリーがいい、原作がいい。登場人物が全ていい。みんな無償の思いやりを持っている。優しいし、キャラが全員、明朗快活で伸び伸びしている。誰も嫌味がなく、笑ったり心配したりキレたり、屈託なく主人公たちを見守っている。そして…主人公である二人はお互いに、相手を思いやるのに自分の代償を厭わない。
絵もいい。原作をスポイルせず、より魅力的に動かす技術も表現も一流である。
オープニングにもエンディングにも力量が存分に現れている。
ダメ押しに音楽が素晴らしい。この作品のBGMは、多くのTVバラエティでそれと知らずに聴いている曲ばかりである。ご存じですか?
主題歌「かえりみち」は、この作品を気に入ったら忘れられない曲になるだろう。
声優も、誰一人例外なくハマリ役である。
優れたアニメの感性が、全てある作品だと思う。
楽しく笑えて、暖かくて優しくて、可愛く微笑ましくて、そして切なく愛おしくて、大好きです。
続編〜もっと美しいもの〜にどう感じるか、それがまた別の話になるのだが。
番組後半の劇伴と、ショートストーリーをミックスしたお買い得音楽集です。 前半のオチャラケはどこへ?と迷うほど、まほろさんは後半シリアスになるので、今回収録の曲は戦闘シーン、サスペンスシーンにぴったりです。でも、ちょっと重いかな。その雰囲気を和らげるのが、名曲「まあるいお月さま」。「かえりみち」と完全にリンクしている演奏。12話ラストを思い出し、胸にグッとくること間違い無し!まほろさんとお月さま。似合います。 ショートストーリーはマンガ版の番外編です。これは絶品。マキシシングルリリースでもよかったかも。原作本を買いたくなります。絶対。
ピンナップは椎名とセラのくんずほぐれつの○合わせです。 ○の中身は確認されたし。 改めて新装版という形で読み返すと、まあこちらが重量に関して軽い分、サクサク読めるのですが、 どんどんサブキャラがマイナーチェンジしていくんですね。 仕方のないことでしょうが。 陰謀に陰謀を重ね、話がややこしくなってきそうですが、地球人とは損な役回りなのです、きっと。現実政治とリンクしていたのかもね。 ここに出てくる、セイント達は「綺麗」で、地球人達は「汚い」のです。 セイントの行為は咎められないのに、地球人(管理者)は非道であるとされています。 まあ…どうしてなのでしょうかね? 全てを理解の上でいるのが、管理者たる所以ということは…。 もうおわかりですね?
待ちに待った作品が再び甦る! サントラを聴いて音を楽しみたいものだ 初回限定は CD-BOX付なので、ぜひとも買っておきたい。 通常版より買うならやっぱ限定版でしょ
「エヴァ」「トップ」に並び立つガイナックスの代表作。説明の必要はありませんね。
もともと「まほろ」は良いアニメで好きな作品の一つではありましたが、特に大ファンというわけではなかったのですが、
今回早速鑑賞しましたので感想をば…
アニメーションの質としては超一品です。
ケチの付けどころが見つかりません。
細かいところまでよく描かれており、ずいぶんおカネもかかっているようです。
シナリオについては第2期の2.5話という位置づけで、初見の人にも理解しやすいように
この2話でちゃんと完結させていますので、人によっては単調と映るかもしれませんね。
しかし中身は濃いです。
まほろさんの可愛らしさはもちろん、とりおや式条先生も相変わらず魅力的です。
そしてなんといっても戦闘。
いかにもガイナックスな変形メカとのスピーディで激しいバトルが展開されます。
個人的にはもっと長く戦闘シーンを観ていたかった気もしますが、そうすると必然シナリオが圧縮されるので
今回の特別編の位置つけからすれば、まほろさんと他のキャラとの交流を重視しようという製作サイドの意図は納得できます。
本編からかなりの年月が経っているので微妙に声質が変わっている声優さんもいますが、
演じ方は当時のまんまなので違和感は全くありません。
特典CDのラジオもWEBラジオでは未収録の部分があり、大いに楽しませてもらいました。
とにかく手抜きの一切無いアニメというのは観ていて気持ちがいいものです。
まほろファンはもちろん、アニメを語りたい人なら絶対外せない作品ですね。
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