中島敦集では一番おすすめです。
新潮文庫版 などには収録されていない、知られざる傑作の、「幸福」「文字禍」などを含む、中島敦の主要な作品がほとんど収録されています。
(「光と風と夢」などは分量から未収)
岩波文庫版も比較的収録が多いですが、差別語問題からか、「幸福」が収録されていません。
「ちくま日本文学全集」の再発本で、活字も読みやすく、注も巻末ではなく本文の横に、他版より多く書かれていて、読みやすいです。
難解なので有名な「山月記」の冒頭などは、半ページほど注に割いています。
(中島敦が注なしだと、なかなか読むのは厳しい)
装丁はちくま日本文学全集版 の方が、準ハードカバーのような感じで、ずっとよいので、古書で手に入らないか、探してみてもよいかもしれません。
ただ「弟子」は、少なくとも孔子の弟子に関しては「ていし」と読むのが正しいので、「でし」のルビは誤りです。
この本は青空文庫の底本になっており、ネット上で誤った読みが流布する原因になってしまっているのは残念です。
この点で-1としました。
キットはモールドもシャープで、分割などもよく考えられていると思います。 ただ、塗装指示だけはどうにもわかりにくい ホワイトだけで3系統ありますが、どの部位にどのホワイトなのか記載がないので、説明書の完成写真を参考に塗装する話kですが、明度差が少ないホワイトは画像からはイマイチ違いが読み取れず難儀します。 同様にグレイ系の塗料も3種類ほどあるのですが、これもどこにどれを塗装すればよいのやらで、そのあたりがもう少しわかりやすいと助かりますね。
1949に1eが出版されて以来, 62年間で17回の改定を経た18e.
先人の知識の累積を手に入れることができると考えると, 安い買い物です.
(数年後に出る日本語訳は恐らく3万前後すると思います)
内科学の教科書としては唯一, 人から薦められます.
世界中で使用されていて, 特に母国語の医学書がないような国では原書で用いられているからか、英語は読みやすいです.
全体としては膨大ですが、各項目の量は適切で, 1 Chにつき大体20, 30分程度で読めます.
項目が多すぎるせいか目次は結構雑なので, 体系的に学ぶというよりは辞書的な使用法が主になりますが, 的を絞れば通読も無理ではないと思います.
各科の専門書には敵わないところは当然あるので, 教科書という域は脱しません.
対象読者も, 内科医が専門外のことで調べたり, あとはGPやスーパーローテ/ポリクリ中の研修医/学生でしょうか.
持ち歩きには向きません: 大きく重いうえ, 分冊間での参照とかあるので2冊一緒に用意しておきたいです.
各部の色分けなんかは17eのほうがきれいだったと思いますが, これは見た目の問題ですし人それぞれですね.
Rx部全体に黄色い網掛けが入っているなど、アクセスのし易さは向上しています.
DVDは何個か見ましたが, 実技はNEJMのビデオ講座のイメージです.
内科疾患で外科的治療もある場合, もう少し触れていてほしいと感じたことはあります.
本棚で眠らせないようなるべく頻繁に参照するようにしています.
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