スリリングな医療ミステリー。尚且つ、ネットが定着しきった からこそ成り立った、不気味なクライムサスペンス。でしょうか。 話の運びはスピーディ。謎は程よく深まるばかりで、一度見始めると もう止まりません。夢中になってしまいます。
さて本作、結構、理不尽に無慈悲に景気よく、 と表現してはナンですが、人が殺されても行きますし、 天使のような外見で、イノセント過ぎる心を持つ悪役は、かなり不気味なのに。 鑑賞者、それら要素に普段なら引っかかって一々イラついたり怒りを 覚えたりする方なのに、なぜか気にならない。 それぐらいストーリーに引き込まれて、心を持ってかれます。
えー……ただ。 鑑賞し終わって、しばらくしてから「?」と思ってしまったのですね。 いや、あれらは全部、話の色彩を決める為に必要なスパイスだったのだろう。 うーん、たぶんそうだろう。きっとそうだろう。……そうだったのかな? と感じてしまっているのですが、他のご覧になった方、いかがでしょうか。
双子の少女と眼帯の女子高生は、何を移植されて、どういう才能を 得ているのでしょう? その点、ピアニストの青年はまだ分かりますが でも、彼も何を移植されたのでしょう。更に兄弟の父親は、何がどうして どう生きて死んでしまったんでしたっけ? …………と、まあ、でも、そんなのは見ている時には全く気になりません。 ハラハラドキドキしながら最後まで一気に見てしまう。 そういったドラマです。そうだ。その点で各話OPを省略して下さってあるのが 鑑賞側には助かります。 そして何より一気に見られるのが、DVDならではの小気味良さでした。
私は斎藤工クン(どちらも年下なのでクンで呼ばせてくださいね)を先に見て、その後にこちら加藤君のを見ました。
作品構成は同じで本編が30分にフォトギャラリーとメイキングがついています。本編の構成は加藤くんはカメラを片手に異国の地を・・といった感じで似た感じではありますが、受けた印象が斎藤くんと違うので感想を・・・。
加藤クンの55mmもプールあり、砂浜ゴロゴロあり、シャワーシーンありとこのシリーズ特有のものですが、実に男っぽい!斎藤クンのCallingをみたときは、正直「男っぽい」とか「爽やか」とかあまり感じなくて思ったよりも華奢な体つきに「綺麗」という感想を述べたのですが、加藤君は本当見事なボディー且つ男らしさを感じる仕上がり。
ぜひ、彼に興味がある方は見てみてください。とても綺麗な体(っていう露骨な表現でいいかは別として)をしています!
但し、やはりこのシリーズはそうですが、カメラ(こちらを)見つめてくれるショットがないので、残念なのと、不自然な行動が多いので星はひとつ減らしました。どうせなら、普段ボケーっとしているところとか(ボケーっとしているか分かりませんが)見てみたいので・・。
|