妊娠中に殺人集団 に頭を打たれ4年間植物人間状態だったユマ・サーマンはあるとき突然目覚め、、復讐を始める。タランティーノ監督が主演のユマサーマンの出産が終わり、体が戻るまでまって、撮影に入った事で有名な久々の作品ですね。タランティーノがほれ込んだ ユマ はとっても魅力的です。しかしすごい立ち回り。素晴らしいですね。テンポといい、アニメが入って来るタイミングといい、音楽といい非常におもしろい作品です。半分日本的なこののりは、ちょっと古いですが、ブレーランナーの、あの日本の猥雑な描き方とちょっと似てますね。 ド演歌の挿入の仕方もツボにはまっていました。 このアニメチームも日本のチームで、この一作で昨年のデジタルメディアの賞をとりました。 わたしはイタリアあるいは、スペイン系の監督が好きなんですが、彼らは女性を描かせるとやっぱり抜群なんですね。 好きな監督のほとんどが、ラテン系なんだけど、このタランティーノはアメリカですねでもどこかラテンの香りがするんだけど、なぜかしらね。笑 タランティーノとユア・サーマン 見事な創造と申しておきましょう。
タランティーノ監督、観客が喜ぶとか、興行収入とかそんな事よりとにかく自分の趣味で作ってしまった、そんな感がある映画です。
彼の感性に共感する人にはすごく面白い映画になると思うし、そうでない人には理解できないかも。
色々な映画へのオマージュという事ですが、元ネタが殆どわからない私でもそれなりに楽しめました。
たどたどしい日本語など意味のわからない設定も多いのですが、日本での抗争、リーシーリューと栗山千明との対決が面白かったですね。
私はVol1の方が好きです。
あまり考えずに見る映画だと思います。
音楽はいいですね。タランティーノ監督作品の音楽はいつもGOODです。
亡き深作欣二監督に捧げられた本作。
日本マニア(東映任侠、JJサニー千葉、ジャパニメーション、エンディングの修羅雪姫など)のクエンティンがビデオ店員時代に培った知識をふんだんに盛り込んだB級エンターテイメント。
クライマックスの殴り込みは東映任侠映画と香港のショーブラザーズへのオマージュだが、多少むちゃくちゃだ。
オーレン石井が日本人女優(栗山千明だったらね)じゃないし、日本人俳優は國村隼氏以外飾り物みたいな扱いだ。北村一輝氏、田中要次氏、菅田俊氏、風祭ゆきさん。
ユマ・サーマンが日本刀でオーレン石井の兵隊を次々にぶった斬る‥‥血みどろの復讐劇にぴったりの残虐描写だが、あそこまでやられると逆に笑えてしまう。
床も天井も血だらけ、人間のいろんな部分が吹っ飛ぶ、ドラマよりスプラッタがメインの前編。
ゴーゴーを演じた栗山千明の強烈な怪演が凄くいい。
すでに発売されている、この作品のBDは、青葉屋にてクレイジー88本隊と乱戦中構成員の目を引き抜くシーンから、ブルーバックの和室で戦う直前までモノクロ映像だったみたいで、残虐シーンがカット/編集されていたみたいですが、今回の作品はどうでしょうか?この作品を改めて購入した方、情報をお願いします!
『マルホランド・ドライブ』以来、久々のサントラ。年間50~60本の映画を見る中で、サントラの購入まで決意させる作品はやはり希有だ。キルビルに関しては『Bang Bang』が劇場に流れた瞬間に即購入を決意した。 作品自体がかつてQTが愛した映画に対するオマージュであるように、サントラもまたジャンルに捕らわれていない。マカロニ・ウェスタン~梶芽衣子のド演歌まで、アルバムを通してあまりにも荒唐無稽なストーリーが存在する。全ての曲にその時被さった映像がフラッシュバックしていく。サントラはこうあるべきという座標がここにあると言い切れるほど、僕は面白いアルバムだと感じた。
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