完結したので全体的な評価を。
うまくなりたいけど、何を読めばいいか分からないという人。 これしかありません。 1巻から最終巻(15巻)まで読めば、必ずレベルアップできます。 (もちろん最初の方だけ読んでも上達しますが…)
この本の良いところは、麻雀の基礎と本質を、的確かつ分かりやすく描いてくれること。 その点、オバカミーコの右に出る指南書はないと断言してもいい。
基礎と本質の教えがしっかりしているので、 なんとなく打ってなんとなく強いような人より、 ずっとうまくなれます。
巻を追うごとに内容も徐々に高度になりますが、 焦らずに、指導されたことを1冊ずつマスターしていってください。
実戦の中で必ずや、 「あっ! この局面、オバカミーコで習ったのと同じだ!」と、 進○ゼミみたいなことになるでしょう。 ライバルに差をつける、追いつくにはこれしかない。 幼なじみのあの娘も強くなった君のことを好きになるかもしれません。
ストーリーそのものも、麻雀業界の現状などが掘り下げられていて読み応えがあります。 もちろん他の麻雀漫画のような卓上のバトルも盛りだくさん。 ギャグもなにげにセンスがある。
以上褒めちぎりましたが、 作画の方はそんなにうまくないので、そっちの期待はしない方がいいと思います。
麻雀のルールから初心者が狙うべき役などが、確率などの根拠を示して説明してくれます。 ページ数も多すぎず少なすぎちょうどよいです。 欄外に練習問題も付いています。 この本で、「メン・タン・ピン」を覚えたらもう雀卓を囲んで楽しく打てると思います。 私は初心者ですが、この本を読んでさっそく友達と楽しく麻雀ができました。
38MAN復活センス来た!のラストで富良の起親と39MAN大満潮の最初で富良の北家と2回、三回戦スタートしてますよ、片山先生!「異和感」は無かったんですか?
あと、この巻ではミーコが出てきませんね。風王位戦決勝のギャラリーの中にも、波溜はいるのにミーコはいませんでした。休みだからといって、家で寝てたんでしょうか?修行が足りん!(笑)
人によっては標準と感じるか難しいと感じるかはあるが、ほとんどの大学ならこのレベルで十分かと思われる。解説が詳しくかなりありがたい。駿台の通年の授業を受けてるようにも感じてしまった。
これ一冊仕上げればかなり実力がつくことは間違いない、が(なんでもそうだとおもうが)中途半端な気持ちで臨むと途中で挫折して身にならないということにもなりかねないので注意が必要。もちろんやる気のある人なら本書はかなり使える武器になります。
この回は特に面白かった。
ここの決勝進出をかけた戦いはとくに白熱します。
オーラスまで見逃せない!!!
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