あり得ない展開のギャクマンガ「親指からロマンス」の椿いづみ先生の連載第2弾「俺様ティーチャー」の1巻がやっと出ました。花とゆめ連載中の本シリーズはタイトルから「主人公は男」もしくは「男の先生に恋する乙女」くらいだろうと勝手に思っていましたが予想に反して可愛いが喧嘩に滅法強い女の子が主役のギャグマンガです。主人公は「黒崎真冬」といういかにも悪そうな名前でおよそ少女マンガのヒロインらしくないキャラです。真冬が不良を束ねて県内統一を成し遂げる際、警察に補導され退学処分となり絶対、喧嘩をしない条件でやっと入れて貰った転校先の高校の教師が以前、近所に住んでいた幼馴染の「佐伯鷹臣」だったところから物語は始まります。そして、鷹臣に仕組まれ、真冬は席が隣の「早坂」君と一緒に風紀委員になり、校内の浄化をしていくことになる。非常にスピーディでインパクトの強いストーリー展開にもかかわらず、椿さんらしいギャグがこれでもかと言わんばかりに散りばめられておりバランスの良い「親指」以上に少女マンガを超越したマンガである。喧嘩ご法度の真冬は喧嘩のあまり強くない早坂を不良達から守るため「ウサチャン仮面」を被り相手と戦うが、この辺のギャグ展開がM1漫才を見ているようで大笑い必至である。
元不良の女の子・真冬は、現在普通の女子高生。
のはずが、幼馴染の鷹臣が転校先の先生だったため
いいなりになって、「風紀部」として不良撲滅のため
ケンカ三昧の日々に!?
今回の真冬たちの戦いの相手は、用心棒部。
夏男に変装した真冬は、早坂くんの特訓をします。
。。真冬、悪です。
きゃあきゃあ言っているときは、子どもみたいでかわいいのに
ケンカになると考え方も悪。
人を脅すのも、慣れたものです。
早坂くんのピュアぶりとの対象に、今回も爆笑続きでした。
圧巻だったのは第20話の戦いぶりで、ラストページの極悪顔と
隣り合わせの第21話の表紙のかわいさが、すごいコントラストです。
それにしてもこのお話、なんかケンカの仕方とか、実践的です。
今回もバカ盛り沢山でした。
雲行きが怪しいといえば、雅が生徒会役員を召集したという事。 新キャラが6人も登場。 学校の評判落としの為、桶川の仲間を利用して桶川潰しを企てている様子。
こんなに一気にキャラが増えちゃ覚えられないよ!しかも笑いの部分が減っちゃうよ!と思ったけど、役員全員が一斉に動く訳ではなさそうなので一安心。
あと、早坂の家庭環境もチラリ。 ほんとちょっぴりでしたけど。
あとはバカ。ひたすらバカ。 バカばっかりw
由井のバカさ加減が、ほんとに敵か?と思わせるほど笑える。 優等生タイプが一生懸命フザけると、こうも可笑しくなるのか-って感じです。
鷹臣の大学の友人も登場し、こいつもバカでした。 鷹臣以外でダメな感じの大人が見れて新鮮だな-と。 ただの悪役かと思いきや、ちょっと哀れで可愛かったです。
沢山キャラがいるのに、真冬や鷹臣、早坂、桶川でもしっかり笑わせてもらいました。
続きも気になるし…小出しにするのが巧いよな、椿先生。
元番町の真冬は、転校を機に
普通の女子高生として暮らそうと努力中。
だけど担任の先生が幼馴染の元ヤン・鷹臣で。。
初めてできた真冬の友達、一匹狼の早坂くん。
真冬とセットで鷹臣に、よい手下になりそうだと
目をかけられちゃいます。
そして二人はなぜか不良を取り締まることに。
まず手始めは、番長から。
今回も爆笑の一冊です。
新しく登場する番長も、こわもてなのに
なんだか夢見がちでの、いいキャラです。
早坂くんのあほっぷりもかわいい。
しかし鷹臣は、なんかいろいろありそうですね。。
やたら学校の裏事情に詳しいし。
行動も微妙にナゾだし。
伏線なのか、別に深い意味はないのか。
さっぱり読めません。
お話は
早坂とのクリスマスデート
子分との年越しパーティ
生徒会からの刺客・綾部麗人
おまけ4コマもあり。
ギャグが楽しいです。
私は、10巻以上の作品はだいたいが中だるみするので
購入意欲が失せるのですが
この漫画は巻を重ねても楽しくて好きです。
ただ大きな流れ(佐伯の賭け)の進みは悪いです。
新キャラ綾部が真冬ペースに徐々に巻き込まれていく
あたりがうまいし面白いです。
ちなみに真冬のストーカーに要チェックです(笑)
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