登場人物の言葉一つ一つが身にしみる・・・
複雑な地域の民族間紛争ではあるけれど、その複雑さが苦にならないような描き方には
感心します。
細部にわたって調査がされているので、歴史の勉強のとっかかりとして読んでみるのもいいかもしれません。
私はお正月休みにふとこの本を手にし、朝から晩まで一気に読んでしまい、読んだ後には大泣きしていました。いったいなぜあんなに涙がでたのか・・・
自分を信じ他人を信じ、そうしなければ生き続けていけない、それはここ日本にいても同じ。
この本に流れているテーマは普遍的でそして重いです。
おすすめの1冊です。作者が既に故人であるのが残念でなりません。
小学生の一番多感な頃に観たせいか、改めて観賞し、冒頭からラストまではっきり覚えていました。
私は以前シナリオライターを志した時があったのですが、今でも応募作品はタイムトラベルものが多いとのことです。
「バック・トゥ・ザ・ヒューチャー」、今流行ってるドラマ「仁」など、私達はどうしてもタイムトラベル物に弱いのですね。
本作はそれを加えたロードムーヴィー的な色合いも醸し出し、今見ても古臭さを感じさせない90分間の素晴らしいアニメドラマです。
DVD製作は手を抜いていません。
音が小さいのが難ですが特典映像にボリュームが詰め込まれています。
手塚先生直筆の絵コンテがセリフ、テロップと共に約2時間かけて動き回ります。
私は手塚治虫さんについては詳しく知りませんが、相当速筆だったのではないでしょうか?
描かれたキャラクターも、まるで生きているかのようです。
日本語字幕の切り替えもあり、あのかっこいいテーマソングも歌詞が読めて嬉しい限りです。
登場するキャラクターは全てオリジナルアニメの声優さんで、それはそれでよかったのですが、リボンの騎士のサファイアの声優さんは、ちょっとオバサンっぽくってミスマッチに感じました。
値段も手頃でいいと思います。
第二次大戦中のユーゴスラビアのマンガです。ドイツの侵攻下の状況です。 示唆の多いマンガです。 ドイツの将校は言います。 「大衆の心をとらえるには『理性でなく感情にうったえろ!』 『人間は本能 衝動の反射神経のかたまりとして扱え!』 『いかなる宣伝も民衆的でなければならず 知的水準を中でも最も愚鈍な連中の受容能力に応じたところに おかなければならない』ナチスは実践した!」 パルチザンに身を投じた少年は,戦場での結婚式に立会い,目をとじて思います。 「それなのに笑った それだから笑ったのか・・・」 直後に敵機来襲を受けます。 「操縦士の顔が見えた。 人間だ 人間だった!!」 緻密な考証に基づいていて,戦争とわれわれの暮らしがいかに地続きになりうるのかを示します。 戦時を描いているのにとてもやさしい絵です。 さすが手塚治虫の弟子です。
大人になってからウルフガイシリーズ(小説)にはまったので、坂口氏の漫画は、奇想天外社の復刻版2巻セットしか知りませんでした。『・・怨歌』の漫画が存在していたのも、今回の復刊で初めて知りました。関係者の方々に感謝します。
「黄金の少女シリーズ」や「犬神明シリーズ」はさておき、初期の三部作としては『・・レクイエム』だけが坂口漫画として読むことができない、ということですね。ヤング・ウルフガイシリーズは、ここで終わっておくのが、一番読後感が幸福かもしれませんが、『・・レクイエム』のラストシーンは、悲しいけれどやはり捨てがたい。それに、私は女性ですが、女性キャラクターの魅力に関しては原作より現在のコミックス版より、坂口漫画が一番だと思います。青鹿先生もきれいだけど、虎4がものすごい美人!!
『・・レクイエム』の、犬神明と虎4のアクションシーン、読みたかったなあ。
幻の原稿が発掘されたらいいのに・・・
50曲2850円をみて、これは手ごろだと直感し、友人を勧誘し注文した。
ショッピングに慣れていないので、手間取ったが、商品を手に取ったときの感触は、なんともいえぬ満足感を得ることができた。早速開封し、CDをかけてみた。またまた感動した。さすがキングレコードだけはあると、感心した。何回も何回も聞き、いろいろのコンクールに挑戦する意欲がわいてきた。今宵は吟士になったつもりでいい夢を見たいものだ。
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