30年近く前の今頃の季節・・・中学3年であった自分は、来たるべき受験にただ焦燥感と寂寥感を抱くだけだったのだが、このアルバムが、「のんびりあわてずと言い聞かせ、季節の風は耳打ちしてくれます「ゆっくりかまえていきればいい」と」なんてフレーズに代表されるように十分僕の心を癒してくれた。「なんて優しい唄なんだろう。」と素直に思った。 そして早30年近くたち、なんとCD化。もう聴けないと思っていたに・・・ やはり今聴いても癒される。いまだに必要とする唄なんだ。あれから歳はとったが、唄に求めるものは一緒なのかもしれない。 ゆっくりかまえて生きればいい。
たったの1曲しか収録されておりませんが、 あの伝説のヴォーカリスト、元ブルース・クリエイションの布谷文夫の ライヴ版「夏バテ」が聴ける(!)というだけで即買いアイテムだと思います。 廃盤になってしまう前に是非!購入しておきましょう(笑)。 本当、オススメの2枚組ライヴ盤です。
いとうたかおさんの「いきたいところがあるんだ」、「解き放たれる」(Bディランの曲)を聞きたくて買いました。新しい発見とは、ゴンチチさん(松本正秀さん)の若いころの曲が聞けたことや、友部正人さんの「絵葉書」は印象的で、友部さんの作品は特に詩が頭にこびりつくほど残ります。 中川イサトさんの「 マイ・クレオル・ベル」も聴かせてくれる一曲です。春一番コンサートは、フォークジャンボリーのコンサートとまた違った雰囲気があるような気がします。
古い言葉だがギターの弾き語りで始まる。73年頃になるとバックバンドを引き連れてコンサートをするミュージシャンが多く、じっくり静かに弾き語りというのは徐々になくなりつつあった。こうして聴いてみると懐かしく新鮮に聞こえてくる抒情詩だ。
オイルフィットブラザーズはカントリーロック。これもなかなか今では聴けないサウンズだ。中川五郎「虹の民」「祝婚歌」優しさでおおわれた歌でじっくり聴ける。「プカプカ」ディラン'Uではなく西岡恭蔵である。ブルージーの演奏ではないがやはりこれもじっくり聴ける。
はちみつぱい「こうもりが飛ぶ頃」「煙草路地」この頃の彼らの演奏が聴けるの嬉しいし、彼らの原点を探る意味において貴重なものだ。高田渡「私の青空」日本で一番古いジャズのスタンダードをするなんて素晴らしい。ご多分にもれずバックバンドを使っているがデェキシーバンドバンドであるところが一味違う。
最後にディラン'U夕闇が迫るころのステージであろう。説得力のある彼らのステージは観客を十分に惹きつけたことだろう。
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