私は学生なので、このファンブックの値段はきついものがあり、正直買うかどうか迷ってしまった。
しかし、ダンガンロンパ本編のすべてに魅了されてしまった私は、
「これは買うしかねぇ!」
と注文ボタンをクリック。
結果からいえば最高だった。
未公開イラストやスタッフや声優さんの裏話や裏設定など兎に角面白い。
未購入の方の為にネタバレを抑えながら言うと、
「最後の集合写真はやばい!」
あと大神さくらの歴史は涙が止まらない。
・・・とまぁ、非常に見所は多い。
値段はちょっと高めだが、ファンにはぜひオススメしたい一品だ。
「少年ジャンプ」のマンガとの係わりを、体操の内村航平選手など 15名のトップアスリートと熱く語った一冊。 ソフトボールの上野選手は「スラムダンク」全冊を北京まで持って 行ったという。 「スラムダンク」によってバスケットボール人気が沸騰し、田臥雄太 を生んだ。 「テニプリ」がテニス人気をもたらし、「キャプテン翼」は今に繋がる サッカー人気を残した。
どうして、マンガは読む人を熱くさせるのだろう。 本書で紹介されているアスリートとマンガとの係わり合いから分かるのは、 実にストレートな、頂点を目指す強い意志だ。 彼らがマンガに感じる共感はそこなのではないだろうか、と思った。
「少年ジャンプ」には、本書に出てくる「ONEPIECE」「NARUTO」 「トリコ」「スラムダンク」「こち亀」「BLEACH」「DRAGONBALL」 などなど、シリーズ1億冊を超える部数を発行しているオバケのようなタイトルを含む、 そうそうたるラインナップ以外にも、「テニプリ」「ひか碁」「るろうに剣心」 「キン肉マン」「Dr.スランプ」などベストセラーになり、記憶に残るマンガは いくらでも思い出されてくる。
「少年ジャンプ」の標語は「友情・努力・勝利」ではあるが、本レヴューのタイトルに した、キャプテン翼の「ボールはともだち」という言葉には、その標語にある苦しさを 吹き飛ばす、楽しさがあふれている。 特に「努力」は辛さ、苦しさと共にあることを意識させるが、「ボールはともだち」には 辛さや苦しさは微塵もない。 本書を読むと、昔の「巨人の星」や「明日のジョー」の時代からの変遷を、今更のように実感する。
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