個人旅行者が書いた旅行本というのは得てして「こんな場所でこんな人にあってこんなハプニングが」というような個人の体験の感想に終始していてあまり読む気をなくすのだが、さすが筆者は18年雲南に通い続けているだけあって単なる旅行記を超えた観察力がある。また、既存のネットの言説やガイドブックの情報を鵜呑みにするのでなく、どんなに交通の便の悪いところでも彼自身が向かって確かめているというのが素晴らしい。1000円では勿体無いくらいの良書。チベット仏教のことを「ラマ教」と言及しているのが若干気になるけど。
中国雲南省の高峰、梅里雪山で遭難した筆者の仲間たちの遺体捜索をつづける著者自身の体験をつづったものだ。足かけ7年、通算1年、チベット人の村に住み込んだ経験より、聖山とともに暮らすチベット人の考え方、押し寄せる近代化の波と生活の変貌ぶりがよく描けている。 著者にとって梅里雪山が、時間とともに、登山の対象としてではなく、チベット人と同様に聖山としてとらえられてゆく過程がおもしろい。 デリケートだが、遺体発見の報に戸惑い安堵する遺族の姿、親の愛の深さもノンフィクションならではの説得力をもつ。 遺体捜索とデリケートで暗くなりがちな話題だが、著者、小林尚礼氏の実直な性格が滲みでており、意外にも読後感はスッキリとする。 高峰登山における事故後の遺体処理という点で、稀なケースではあろうが、登山関係者にも参考になることが多いのではないだろうか。
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