ゲームの素晴らしさはロード時間を除外すれば画像も美しく文句なしです。英語版で一番感動したのが外人の声優さんです。もうクリントイーストウッドそっくりの声としゃべり方なのです。アダムの顔も荒野の用心棒当時のイーストウッドそっくりで、ブレードランナーの世界で活躍するサイバーパンクな若きイーストウッドが渋く堪能できます。
なぜ、デウスがそこに居るのか?
そもそも、デウスとは何なのか?
物語は、マキナの幼い頃、エグゼキア家での日常から始まります。
そこには、今の彼女からは想像のつかない、幼きマキナ。
「女帝」と呼ばれた継母の存在、そして、デウスという「面倒を見る」もの。
そこには、あの男の姿や、未完成ながらもアレの姿も見えています。
詳しく書くと、ネタバレになってしまうので、肝心な部分は略しますが、ある意味、必然的にそうなりますね、という展開に加え、他のクロック・ワーカーらしからぬデウスの秘密が分かります。
続く後半は、現在に戻り、少年ルークがマキナの弟子として認められるお話です。
少年の成長が描かれていますが、もしかしたら、局長が電話口で、さらっととんでもない過去の話を暴露していて、こちらの方が気になったりもします。
さて、この4巻で「一旦終わり」だそうです。
私としては、ファクシム・イリーに絡んだ話や、ミニスカ要員にしかなれなかったルーレッタの活躍する話とか、メアリとスーのその後、バレンタイン博士らが手に入れたアレなど、まだまだ知りたい事はたくさんあったので、とても残念です。
しかし、振り返ってみれば、幼い頃のマキナの姿を考えると、今ほど変れるのだろうか、という違和感。
また、力による支配が全てであるかのような「女帝」が、わざわざ、デウスのようなタイプのクロック・ワーカーを作るのだろうか、という疑問。
そして、決意した割には、やっぱり変り映えしない少年ルークの物足りなさ。恋心と憧れと、両方を描くのは難しいのかもしれませんが、色々な場面で、少しずつ、小さなパーツが欠けているような気がします。
そういう点が結果的に「一旦終わり」に結びついたのかもしれませんが、またいつか、マキナたちの活躍を読みたいと願っています。
一巻を手にとって以来、買い続けている。
漸く転機と言うか、此の手の西部劇に必要不可欠な要素インディオ関連の話がやってきた。
其の他にも主人公に纏わる話、組織に纏わる話が大挙して押し寄せてくる非常に読み応えのある巻。
1〜3巻までであれば2000円も出せば揃うので、気になる方は此の機に買ってみては如何だろうか。
絵も安定していて、不安要素が無いが、唯一不安なのは私が面白いと思う本は大抵打ち切りになってしまう事くらいだ。
公式サイトのゲームシステムなどを見ていると、
「コンバット」(戦闘)
「ステルス」(隠密)
「ハッキング」(乗っ取り)
「ソーシャル」(交渉説得)
の中から、自分のタイプを選んでプレイできると購入前は思っていました。
ですが、敵の集団に突っ込んで戦闘バリバリというスタイルを通すのは難しそうです。
また、同じようにハッキングやソーシャルのみで乗り切れるゲームでもなく、
ハッキングやソーシャルは、どういうプレイスタイルでも半ば必須のような感じです。
海外でもかなり高評価ですし、実際、面白いので★4なのですが、
自分のプレイスタイルでは、同じことの繰り返しになりつつある点が少し気になっています。
ドアの内側など、敵が多数押し寄せても大丈夫な場所に、敵を引き込んで1匹ずつ気絶させる・・・
私の場合、開始からずっと、この繰り返しになってしまっています。
その点は個人的に少し減点要素です。
他の方は、もっと別のスタイルを見つけて楽しめるかもしれません。
MGSのようなステルスゲームは好みでないという人には向かないかもしれません。
あとFPSなので、それほど酔いが酷いゲームではないと思いますが、酔いやすい人は酔うと思います。
このゲームはSF小説「ニューロマンサー」さながらの サイバーパンクの世界観を背景とした傑作FPS/RPGだと思います。
舞台はデトロイト、ヘンシャ(中国)、モントリオール、シンガポール、 そして最終ミッションの拠点パンチェアと展開し、 ストーリーも魅力的でテンポよく進むので、 最後まで一気に引き込まれると思います。
DirectX11が適用されていますが、グラフィックは 驚くほど綺麗というわけではありません。 しかしこのゲーム独特の雰囲気を持っており、 世界観とよくマッチしていると思います。
全体的に完成度の高いゲームで、プレイする価値はあるゲームだと思います。
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