何度見ても胸が熱くなります。
戦時中、疎開先の田舎での少年たちの心模様。
子供でも大人でもない、「少年」時代。
剥き出しの心のふれあい、ぶつかりあい。
愛情、嫉妬、憎悪、独占欲・・・言葉では表現しきれない複雑な感情が
生々しく、鮮烈に描き出されていて、見ていてせつなく、苦しくなるほどです。
おそらく、誰の胸にも甦ってくるものがあるのではないでしょうか。
心に直に触れてくる映画だと思います。
この本は見れば分かると思いますが、昨年映画公開された天下覇道の剣の単行本です。私は映画館で見ましたが、今回の作品は私の中では一番できのいいものだと思います。主人公犬夜叉と兄殺生丸の関係が見所です。 映画館で見た方も、そうでない人も、動画とは違う犬夜叉をじっくりと楽しんでみてはいかがですか?
「ドラゴン怒りの鉄拳」から始まる本作は
オーケンが心の病気と戦うことを決めたためか
立ち向かう力強さに満ち満ちている
「銀輪部隊」で己を鼓舞し
「おもちゃやめぐり」でわずかな心の安らぎを得
「再殺部隊」で再び完膚なきまでに打ちのめされる
しかし!!人生はシネマなのだ
我らのオーケンは負けない「リテイク」再び立ち上がるのだ
人生はかくも辛い
しかし悲しくて辛くて打ちのめされてしまっても立ち向うべきなのだ
オーケンが自らそれを証明してくれたじゃないか
「強くなるんだ!!たとえ、間違っていたとしても!!」
かつてブルース・リーに憧れた少年たちは
結局つまらない大人に成り果ててしまったのだろうか?
いや違う!!
心にブルース・リーがいる限り、人はみな「気持ちだけは永遠のドラゴン」なのだ
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