おしい人を亡くしたんだなぁ・・・・ 貴重な映像と最高のメロディで貴方の耳を癒します♪
『ザ・ウォード/監禁病棟』というタイトルで、あのパッケージデザイン・・・。何かエロチックなものを想像してしまうがその手の映画じゃない。放題は誤解を招くものが多い。"監禁病棟"・・・確かにそうなんだけどね!Hな想像する人は、そっちがメインじゃないよ。原題は"The Ward"で、まあ「病室」って意味なんだけど、これじゃ確かに日本人には伝わりにくい。邦題はつけるの難しいね。
というわけで、ジャンルはサスペンスホラーってとこかな。女の人はたくさん出てくるけど、エロチシズムな要素は一切ない。ちょっとパンチラがあるくらいで。で、誰の作品かと言うと、あのジョン・カーペンター。知っている人に説明の必要はないけど、外国映画ビギナーの人のために書きたい。
ハロウィンの夜に白いマスクの殺人鬼ブギーマンが現れるというホラーの名作『ハロウィン』 (1978) 、港町で不気味な霧が発生し次々に人が殺されていく『ザ・フォッグ』(1980)、南極の大雪原の中現れた未知の生命体と決死の戦いを繰り広げる『遊星からの物体X』(1982) 、とある特殊なサングラスをかけると世界はエイリアンに支配されていた!『ゼイリブ』(1988) などなど、他にはない独自の発想のSFホラー作品の数々手掛けた監督なのだ。
そんなSFホラーの巨匠、ジョン・カーペンター監督。本作、"The Ward"はジョン・カーペンター監督が作るべき作品だったのだろうか・・・と疑問に思った。本作は、ジョン・カーペンターでなければ作れない作品じゃないと思うんだよね。内容は至ってノーマルだし、在り来たりとまでは言わないけどそれに近いものはあるだろう。
ストーリーの方は、放火の罪で異常者だけを収容する監禁病棟へと送られた主人公クリステンが、同じような境遇の少女たちと出会い力を合わせて脱走を図ろうとするが、この病棟には誰か別の人物がいることに気づき・・・そして結末は・・・。といった内容だ。
主役のクリステンには美女アンバー・ハード。この映画に出演している時は23歳か24歳くらい。2006年に『マンディ・レイン 血まみれ金髪女子高生』というこれまた変な邦題がついたホラー映画に出演していて(原題は、All the Boys Love Mandy Lane 「マンディ・レインを愛するすべての少年たち」って感じの意味)、その後も『ゾンビランド』、『ステップファーザー 殺人鬼の棲む家』など(ともに2009年)のホラー系の映画に出演している。注目の女優さんだ。アンバー・ハードをお目当てに観るのもいいかもしれない。
『ザ・ウォード/監禁病棟』、映画としてはよくまとまっている。きれいに仕上がっている分、B級テイストが薄くて逆に残念かな。一般向けの映画と言っていいんじゃないだろうか。新鋭監督が作った作品ならそれなりだろうけど、ジョン・カーペンター監督作品だけに少し残念な出来だね。
サーフィンGOGO HIRO
カーペンターズを今聞くと、70年代はよかったなあとつくづく思います。「青春の輝き」の完成度の高さは凄いなあと・・・。これは買って損なし!
個人の方の出品だったと思いますが、新品同様でした。
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