現在、オーストリア,スロヴァキア,チェコ,ハンガリーが存在 する地域(「ハプスブルク帝国」の支配を受けた地域でもある) を「ドナウ・ヨーロッパ」とし、その地域全体の歴史を形成から 現代まで描いている。
地域全体の歴史として描いているため、各国史では見えづらい 各地の共通性や関係(中世ボヘミアとハンガリーの「聖王冠」 理念など)も見えてくる。各章の最初にはその時代のまとめがあり、 全体像を把握しやすい。 しかしハプスブルク帝国崩壊後の8章,9章は各国ごとの記述になっている。 そのため「横」が見えづらくなっている。特に9章は冷戦期であり、 オーストリアのみが「西側」陣営に入っている。一体として扱うのは 難しいのかもしれない。
「ハプスブルク帝国史」以外でこの地域の歴史を一体として 描く、「ドナウ・ヨーロッパ」という枠組み、各国史では無い など、この地の歴史を知りたい人が最初に読むべき本として おすすめできる。
この値段で、4枚入り、しかもこれだけメジャーな曲ばかりが揃っているのは、本当に嬉しい限りです。
クラシックにさほど詳しくない方でもほとんど知っている曲ばかりだと思いますよ。
ディスク1は、「歌劇〜序曲、前奏曲、間奏曲」
ディスク2は、ドイツ、オーストリアの作曲家
ディスク3は、イギリス、フランス、イタリアの作曲家
ディスク4は、ロシア、東欧、北欧の作曲家
というテーマでまとめられています。
自分で集めようとしても、なかなかこれだけ集められるものではありません。
ただ、このバージョンの「ペルシャの市場にて」は、個人的にはあまり好みではありませんでした。
どのディスクも、曲ごとに演奏しているオーケストラが異なっていますが、個人的には、ロイヤルフィルハーモニー管弦楽団の演奏がすばらしいと思います。
ドナウ河の流域の国々,ドイツ,オーストリア,チェコスロバキア,ハンガリー,ユーゴスラビア,ブルガリア,ルーマニア,ソ連の歴史と文化を概観する。
若干古いが,東欧を旅行した気分になれる。マスターキートンが好きな人はおすすめ。
楽しい作品です。それでいて、かなり本格的なちゃんとした演奏だと思います。意外に楽しめました。重厚さばかりがオーケストラの魅力ではないと、知らされました。お勧めです。
以前、世界の大河のランキング番組を見て、非常にきれいだったので他も見たくて購入してみました。映像は船から、高台や陸地、空からの映像があり、メコン川は船からが多く、コロラド川は空撮が多いなど、川によって映像は色々でした。個人的にはコロラド川がお薦めです。コロラド川と渓谷が見渡せるような空撮や川面に近い空撮が気持ちよく、バーチャル感があって本当に飛んでいるようでした。それぞれの川の収録時間もある程度あるので、ゆったりと大河を楽しむことができます。残念だったのは、雄大な新緑の季節のユーコン川を期待していたのに冬の映像だったこと。あまりきれいではありませんでした....が、全体としては良いと思いました。
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