相曽晴日のアルバムで、唯一CD化されていなかったのが、この「風はきまぐれ」です。相曽晴日は、声が澄んでいて、静かに休日を過ごすのにぴったりのメロディばかりが収録されています。最近は、ライブなどでの活動が中心だそうですが、安らぎを感じられる数少ないアーティストだと思います。
相曽晴日さんのベストは曲の流れを変えるだけで世界が変わります。『欲しいモノ』を初めてきいた時、なんてすごい曲を作る人なんだろうと驚いたものでした。『男と女で』の素敵な世界観や『コーヒーハウスにて』で見せてくれるCarpentersのような透き通った世界観。どこをとってもすごいアーティストです。 去年震災があって音楽の持つチカラなどといわれていますが、まさに相曽晴日さんこそ音楽のチカラを届けられるアーティストだと思います。紅白に出るべきアーティストだと思うし、今の日本にはとっても必要なアーティスト。 相曽晴日の才能を見出だしたヤマハやポプコンはすごいと思います。
まぼろしの名盤といわれるものは数多きけれど、このアルバム程それがあてはまるものもないでしょう。オリジナルCD(1985年頃)は、ちょうどアナログからCDに移行期の初めであったこともあり、また、LP盤は1982年に既に発売になっており多くのファンが既に入手してたこともあり、このCDは(中古)市場でもほとんど見つけることは不可能な状態でした。それはさておき、問題は中身の楽曲のクオリティの高さです。「マジカルソング」「フルムーンによせて」は超名曲。この不況の世の中、心身ともに疲れきっている人、この音楽に出会えた方は幸せです。なお、ベスト盤「相曽晴日コレクション」と収録曲がダブっています(「舞」)が、別バージョンです。
2もてんこ盛りでお勧め!
(1)男と女で
(2)星屑のジ・エンド
(3)KAIHINホテル
(4)12月からの手紙
(5)October Moon
(6)8月のプールサイド〜その後
(7)Silent Emergency
(8)9月のプールサイド
(9)ダリア
(10)おいしい時間
(11)金糸雀(カナリア)色の風
(12)彼女は巻き毛
(13)哀しみのトワイライトゾーン
(14)瞳の中
(15)さよならの風に抱かれて
(16)レイク・キャビンのほとりにて(水彩画)
(17)それぞれの迷宮(ラヴィリンス)
(18)こんな時
17曲目「それぞれの迷宮(ラヴィリンス)」フルバージョンは必聴です。
ポプコン、みてました。ヤマハでしたよねたしか。
20数年ぶりにあの独特の雰囲気を味わいたい方に。
絶妙な素人くささで今聞くとある意味新鮮です。
出色はやはり「冬の華」かなぁ。
中島みゆきだか、あがた森魚だか、なんなんだか・・・
しかし、名曲でしょう、やはり。涙でてきました。
これ聞きたさにかったようなものですから。
(某動画サイトにも音源ありましたが・・・)
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