いまあの時代を振り返ると、音楽と社会の間が今よりも濃密で近い関係であったことは確かだろう。音楽が時代になんらかの影響を与えたこと、その逆もまたしかり。キャンディーズやピンク・レディーのような社会現象から、フォークがニュー・ミュージックと呼ばれ洗練されていくなかでのファッションやライフスタイルの変化など。このCDに収録されているのは大ヒットを記録した名曲ばかりなので当時の思い出が鮮明に蘇り、聴くとよけいにその思いを強くする。音楽のバックに当時の我々日本人一人一人の生活が見え隠れするような気になる40曲で、これはコンピにありがちな無駄な曲が1曲もないのに感心して買い求めた。
またまた直太朗さんが見事にやってくれました! メロディーと言葉の響きが気持ち良いです。伴奏もステキです。「音」を「楽」しむ、まさに「音楽」です。 ギョッとするタイトルの歌もあるので、直太朗さんをよく知らない人は「いったい森山直太朗に何があったのだ?」と不可思議に思われるかもしれませんが、詩人の谷川俊太郎さんも「うんことかおしっことかっていうのは、人間生活の現実の基本だから、絶対無視しちゃいけない」とおっしゃっておられます。それを真正面から実践した直太朗さんと共作者の御徒町さんの勇気と才能はすごいと思います。 直太朗さんらしい、ひょうきんさと遊び心と真面目さが溢れている楽しいCDだと思います。 直太朗さん、御徒町さん、石川鷹彦さん、本当にありがとう!
他のレビューで「もっとメジャーなベテラン勢で…」みたいな意見があったけど、僕はこういった若い人たちが歌ってくれたほうが新鮮だし、拓郎もよろこぶと思います。先の見えた金儲けの好きなベテランが歌うより余程いいなあ。もっとべつの歌も聴きたいから第2弾も作って欲しい。
むちゃくちゃくさい映画である。 (笑)
みんなくさい。
特に三宅裕司がくさい。 (笑)
けど、吉田拓郎、かぐや姫、井上陽水
ギターを弾いて、反戦歌を歌った世代の自分である。
24才の娘を持っている私としては、
非常に身につまされる映画であると同時に
いずれは娘の相手と対峙しなければならないと
思いつつも、それが遠い先であると
勝手に思い込んでいる私に、引導を渡された気分だった。
華々しい映画ではない。
けど世代を超えたテーマの映画であると同時に
私たち世代には、共感を覚える。
いい映画でした。 ^^
吉田拓郎を初めて聞く人、昔を懐かしむ人といろいろあるだろうが、ベストはあくまでも作品の切り売り。これを聞いてオリジナル盤を聞かないと、アーティストがかわいそう。ベスト盤を作る為に作品を作っているわけはないのだから。アルバム製作者側に問題がある気がする。選曲は悪くない。これで、「元気です。」や「伽草子」を聞かせる仕組がないと、さびしいね。
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