『うみねこのなく頃に』OP主題歌は、志方あきこによる
雰囲気たっぷりのクラシカルテイスト楽曲。非常に印象的な、
随所に挿入されるイタリア語コーラスが圧倒的な存在感で迫り、
どことなく線の細い女性ヴォーカルの鋭い陰影を鮮やかに映し出す。
洋館、魔女、黄金の蝶―そして片翼の鳥。『うみねこ』という
作品の持つ独特のキーイメージを楽曲内にも散りばめ、ひたひたと
迫る人間存在の持つ真の恐ろしさまでも表現(和もの『ひぐらし』に対して
今回は洋ものというコンセプトで、その豪華な徹底ぶりが効いている)。
前シリーズ『ひぐらしのなく頃に』でも強く思ったことだが、
今回もやはり音楽が一つの重要な作品要素となっているようだ。
特にベアトリーチェという存在がキーとなっているようで、
ヴィジュアル的にも、そして音楽要素としても一つの楽曲構成
キーワード。それだけにやはり本作テーマ曲の完成度は半端でない。
(豪華なジャケットデザインの装丁仕様含め)志方氏自身の独特の
美意識あふれるアーティスト志向もだが、特に一度聴いたら決して
忘れられないサビの「なかないで...」のくだり。美しくも哀しい、
良質の残酷な童話のように心魅き付け、音楽面でも抜かりがない。
小説版を見た後だとバラゴの家庭関係に矛盾があります。
バラゴの父は荒っぽい性格でホラーの返り血を浴びた母を切るということになってます。
その所に矛盾があるのでバラゴが闇に目覚めていくのに矛盾があります。
しかし、映像作品としては良質です。良かったのはキバの新たな技や魔導馬が出たこと。そして、牙狼(大河)との内なる光との戦いの映像はかなり良かったです。
まあ特典映像などから言えば・・・またパチンコのために伏線に過ぎない感じは強かったです・・・キバ主人公のパチンコ出るのはもう決まって雑誌にも載ってますしね・・・
春先に本編であるFate/stay nightをプレイして一気にはまりました。
一見、あらすじを見る限り、そんなに魅力的なお話かとは思えないのですが、さにあらず。
奥深い設定や、緩急の効いたシナリオは次の展開が気になって久々にゲームをプレイしていて寝不足になるほどでした。
ファンディクである本作は、それよりもライトな感じで、本編(前作)の日常的パートが7割、シリアスな本筋が3割程度といった所感です。
そのどちらも魅力はあります。
一部、前作のイメージ、というよりもメインシナリオライターの作品イメージからかけ離れたエピソードも存在しますが、まぁ、良きにつけ悪しきにつけファンディスクのお祭り騒ぎ、というコンセプトなので仕方ないかなと思います。
ご愛敬のレベルなんでしょうね。
星5つを付けた理由は、エンディンクへ駆け上るラストシーン。
これほど、爽やかなエンディングを私は始めて体験したように思います。
幸せでも不幸でもない、バッドでもハッピーでも無い結末は、本当に清涼感に満ちていました。
シナリオライターと演出担当の底力を感じます。
多分、次回作が出るのは、また、かなり待たされるでしょうが、次回作もプレイしたい、と思わせるに十分な作品でした。
「青の祓魔師」の原作者である加藤和恵先生の描き下ろしジャケットがカッコ良かったので、ジャケット買いしました。「青の祓魔師」の雰囲気にも合っているし、奥村燐が軽快に何かを口ずさんでいる風に見えるオシャレなジャケットだと思います。
特に、ジャケットの奥村燐がカッコ良すぎる!!奥村燐のファンなら、ジャケット目当てで購入しても損はしないでしょう!!
本編内容はというと、アニメのサントラという事を抜きにしても聴き応えのある一枚だと思います。アニメのサントラとして評価しても質の高い部類に入ると思われます。
このサントラを部屋でBGMとして流して「青の祓魔師」の世界観に浸ってみるのも一興かと。
DVDを見て「青エク」の世界に陶酔するのも楽しいんですが、長く見てると目が疲れてくるので、このサントラを聴いて「耳から入ってくる青エク」を楽しむのも粋です。
伝わってくる音から、自分の頭の中で「自分だけの青エク」を思い描いてみるのもおススメです。
i−pod等のポータブルプレイヤーにこのサントラを入れて「通学途中・昼休み・放課後・帰宅」などの日常生活の様々なシーンで「青エク気分」を味わってみるのもアリかと感じました。
家のインテリアを考えるときに使いました。一度やってしまうともういいかなという気もしますが、毎日の風水とかがPC上にでたりするので、毎日朝ちゃんとPCを立ち上げる人には今日の運勢みたいな感じでいいかも。
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