映画館では観そびれたので、このDVDで初鑑賞させてもらいました。
五名のメインキャストそれぞれが存在感の有る素晴らしい演技で魅せてくれましたが、その中でも林遣都君の従来の好青年のイメージから脱却した熱演に感動しました。
髪を金髪に染めて男娼という設定の難役に挑み、全裸でのモデルシーンや他人の家に忍び込んでの自慰シーンなどをこなしています。
特典ディスクには、劇中のテレビで放映されていた「カルアミルクで乾杯」のロングバージョンが収録されていますが、黄川田将也さんも出演していたことがわかります。
「ファスナー」
スガシカオのSugarless 2の中にもこのタイトルの曲があったが、
ある年代になると、このファスナーのついた着ぐるみというのは
なんだか懐かしい思いのするものだ。
今回そのファスナーがついているのは小栗旬。しかも、しっぽ付き。
特典映像ではその姿がどのように作られるのかも公開されている。
言われなければわからないような着ぐるみの河童の村長に
そんなイケメン小栗旬を使わなくても、と思うのだけど、
実はそんな姿だからこそ、「小栗旬ってこんな俳優だったんだ」
と思える作品。
突飛な展開だけど、誰も意地悪じゃないから、心地よい脱力感が味わえます。
「小公女セイラ」からの遣都くんファンです。
人生初の海外で、それも筋書きなしのプランで
価値観の全く違う、インドとカンボジアの旅をする遣都くん。
これから何でも吸収できるこの青春期に
素敵な旅をして、その中でぐんぐん成長している彼を
見ることができて、ファンとしてはたまらないDVDでした。
ぼったくりにあっても、「親切にガイドをしてくれた彼の優しさは
嘘じゃない」といった、彼の優しい気持ちに感動!
私の旅行のときにはその心持ちを忘れないようにしよう!
「脱スポーツもの」をした彼の新境地を楽しみにしています。
遣都くん、応援しています♪
ひとつの映画として見るのであれば、役者さんの走るフォームもしっかりしているしそれぞれのキャラクターもイメージに合っていると言えると思います。
ただ、原作ファンとしては、十区の演出が許せませんでした。滲んでた涙も引っ込むくらいには。
あのシーンをもっと原作に忠実に描いていてくれていれば★五つをつけても良かったです。
米倉さんのドクター']の高視聴率に比べると、打ち切り話が出るくらいの低空飛行。派手さが無いので仕方無かったのかなぁ〜。研修医役の5人の人選は悪く無かったし、決めゼリフや派手な演出が無い分だけ個々のキャストの演技が若々しくて良かったですよ。
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