積木くずし。当時世の中は不良だらけで、親たちは非行に走る原因を知ろうとせず、更正させることばかり考えていた。重要なのは原因なのに。原因さえわかれば本当に信じ合えるのにね。 由香里さんの疑いをはらした本です。穂積さん、ありがとう。
娘への対応に悩む親が、一人の指導員の指導のもと、決然とした対応をしていく際の葛藤の記録。大人の信念が子供に通じる。方法論には賛否両論があろうが、親の必死な姿勢が子供には大切だということには異論はなかろう。
コレまだ続いてるの? と、驚いたというか呆れたというか…が第一印象でした。 でも、あのドラマを見て育った世代なので、興味を引かれて読んでみました。
自殺なさった奥様が遺した手記と、それを元に亡き奥様の本当の気持ちを探そうとする 今の穂積さんが交互に描かれているので、過去と現在が交錯していて、構成が面白いです。
途中のドロドロさ加減が半端ないのに、最後は本当に泣ける話になっていて、 一気読みしました。
奥様との出会い、お嬢さんの非行、逮捕、離婚の裏側…と、全部描かれているので、 この1冊に「積木くずし」のすべてが恐縮されているという感じがしました。
ドラマの中で壮絶なバトルをしていた父・母・娘の内、今はもう父である 穂積さんしか生きておられないのですね…。 ご家族3人が3人とも、「積木くずし」に翻弄されて人生メチャクチャになっていく 様子がすごくリアルで、背筋が寒くなります。 本当に、どんだけ続けて不幸が起こるんだ、という感じ。
ようやく再婚なさったのに、その奥様までが倒れられて、穂積さんは今、その 介護に明け暮れる日々のようですが…。 お二人が仲良く、幸せそうな感じで締め括られていて、救いがありました。
先日某FM局の、彼女がメジャーデビューするに至った番組内でいち早くこの曲を取り上げていました。ナチュラルなファルセットと、とても真似できないビブラートはさすが音大声楽科卒と感服いたしました。しかし夏の終わりにタイトルが向日葵なんて切ないですね。詞もメロディーもとっても切ないバラードに仕上がってます。秋の夜長にぴったりかな。
子供と一緒にやるのも良し、大人同士お酒飲みながら楽しむのも良し。 ちなみに幼児とやる時は積み上げて倒すのが一番楽しいようです。本来の使い方とは違いますが・・
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