エディット・ピヒト=アクセンフェルトはドイツの女流クラヴサン奏者・ピアニスト。 特にヨハン・ゼバスティアン・バッハのクラヴサン演奏に重きを置いており、定評がある。 度々来日し、草津国際音楽アカデミー&フェスティバルには毎年参加した日本にも縁の深い奏者とのこと。 彼女のゴルドベルク変奏曲にはいくつか録音があるようだが、これは1965年頃の録音とされている。
ゴルドベルクと言えばグールドの決定盤(しかも2枚!)があり、なかなか聴き手もその呪縛から逃れられないのだが、 この録音は、他にもこの名曲に生き生きとした生命の躍動感を見出し、鮮やかな表情で歌い上げた奏者がいたことを知らせてくれ、 感慨深い思いと感動を与えてくれる。 その生き生きとしたリズム感もさることながら、聴き所はチェンバロの音色を巧みに変え このアンティークな楽器による演奏に思いも寄らぬ多彩さを描き上げていることであろう。 リズムの躍動感はグールドのそれに通ずるものも大いに示しつつ、女性ならではの?たおやかな抑制も随所に感じられ、 彼女の人柄の温かさと器の大きさに触れるような喜びも味わうことが出来る。ゴルドベルク変奏曲ファンにはぜひ聴いて欲しい1枚。
惜しむらくは、解説で彼女の紹介がほんの少ししか紙面が割かれていないこと。日本を愛してくれた彼女を、もっと積極的に紹介して頂けたらと思う。
とてもオーソドックスで堅実な演奏です。
やや速めのテンポでリズムはほとんど崩さず、流れるように短い曲が淀みなく続いていきます。
録音も、楽器の音が遠からず近からずで自然で良い響き。場所は日本の教会で、ジャケットに録音風景の写真が載っていますが、楽器から2メートルぐらいの位置にマイクが2本立っているようです。
斬新で才気走った演奏や、逆に演奏者が高齢だからと言って巨匠風な演奏を期待すると肩透かしでしょうが、自然にバッハの鍵盤曲をチェンバロで聴きたい人には薦められます。
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