謎のウイルスによって全人類の殆どが死滅した中、自身も感染しつつも パリで逃避を続ける鬼龍と、そこで出会った少女との交流を描いた短編です。 ウイルスに感染すると100%死亡してしまうのですが、ごく稀にNHMという ツルッパゲのゴリラに変貌をとげ、生存者に襲いかかってきます。 (見た目はBIOHAZARDのハンターに似ています。ちなみにNHMは“ No Hair Monkey” の略)
バイオハザード [DVD]と28日後... 特別編 [DVD]を 足した様な世界観でしょうか。 そして少女は何故か、ウイルスに感染しない……という王道な展開です(笑)。
他にも宮沢静虎が主役のOTON、そして贋作を見抜く鑑定士の物語、 ある出来事がきっかけで、人の心の声が聞こえる様になってしまった、真面目社員の 苦悩など、短編オムニバス集になっております。 Devil's Devilは続きそうな感じもしますが、一応短編集の一端の様な扱いで、次巻の予定は まだ無さそうですね。 退廃的な世界と鬼龍がマッチしていて面白かったので続編をぜひ見てみたいです。
若き画家、空波丈(からば・じょう。天才画家カラバッジョから拝借した模様)が主人公のアート漫画。
次々と舞い込んでくる奇妙な作画依頼に、空波丈が相棒由冬リロ(ゆとう・りろ。こちらも画家ユトリロから拝借。今後も画家の登場人物は当て字炸裂路線で行くと思われる)とともに挑むという内容。
とにかく画は上手い。絵画初心者の方なら基礎知識を学ぶこともできる。「タフ」の作者が画家を描くのは意外だが、芸術も格闘技だと考えれば納得できる、かもしれない。
安価で良いベストです。 渡哲也のベスト盤は3枚目の購入ですが、本作が一番、内容が充実していると思います。
ちなみにCDショップで確認したところ、「スペシャルプライス」は12月25日出荷生産分までだそうです。 通常価格でも、このボリュームはお買い得です。 やっぱりシブくて、全身がピリピリするくらい良い声です。
本作はその設定や頻出するパロディ、時事ネタ等から “異色作”ととらえられがちですが、実は全くの正当派ドラマ。 喜劇要素で照れ隠しができるからこそ、大きなテーマが語れる。 組織と個人、見栄、本音と建て前、貧しさ、男女の愛、そして家族の愛
毎回冒頭に出る「時代考証はでたらめ」というテロップは、そこも含めて作品 (本当は結構でたらめでもない)。 このテロップにより、日曜の夜の視聴者はつい力が抜けてしまい、 素直になった気持ちに向かって不意打ちの衝撃が、胸につきささるわけですねー。
様々なゲスト出演者も、宣伝やタイアップとは無縁。その人でなければ、という使い方。 中でも「貧しい女」の中村玉緒、「傘を貸してくれたおじさん」の高橋悦史は忘れられない。 一度きりでその後出てこない登場人物のその後が さりげなく作中で語られる気配りもうれしい。
私はドラマの雲より7つ年上になった44歳ですが、 このドラマは父母弟、家族全員が大好きでしたねえ。 飲み屋ひさごで、雲や死んだ親父と一緒に酒が飲みたいなあ。
一度見たけど忘れちゃったよ、という人へ 「竜馬のサイン」「五十両の蘭学の辞書」「落としたご飯に鰹節」 「ぐるぐる回って演歌チャンチャカチャン」…… ほら、思い出したでしょう!
楽しんで歌をきいています。いくつか曲を選んでカラオケのレパートリーに追加するつもりで勉強中。感情的にならず淡々と、それでいて情緒溢れる渡哲也の歌い方が好きです。
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