ギリシア・ローマ世界の代表的な史料のエッセンスとしてミケーネ文明からローマ帝国末期までをカバーしており、当時の代表的な史家は大体顔を出している。またそれにとどまらず碑文資料や当時の書簡など、普段日本語ではお目にかかれない史料も載せられており、その点でもたいへん興味深い。 この本は大学で教科書として使用する目的で書かれているので、当然の事だが資料の背景状況を知っていなければ楽しめないが、それも高校の教科書程度でよいだろう。それよりも、あの歴史家、この小説家がどのような史料を使って記述していたかが"ピン"と来る楽しさもある。 実用的な使い方としては、ギリシア、ラテン語の読解の問題を出されて、どう日本語に訳したものか悩んでいる学生や、聞きかじりの知識をもとに授業にケチをつける生意気な高校生をヘコませるたい先生等にお勧めできるだろう。 しかし何といっても、当時の人々の息遣いを感じる事ができる1次史料を、この値段で楽しめるのが何よりも貴重だ。
1985年のカップリングアルバム収録の4曲は、ヨーロッパの古い絵画をモチーフにしたような無国籍風ポップスでした。 さて2007年の本作は、無国籍風は変わらないものの、一転、夜の荒野が舞台のロードムービーを想起させるロックです。
直枝さんと博文さんの曲が交互に入っており、個性は全く違いますが、互いに補完し合って不思議と調和のとれた構成になってます。 (敢えて言うなら、直枝曲は「青年の焦燥」、博文曲は「壮年者の諦観」って感じ) 疾走感あふれるM-1で始まる作品世界は、M-10「残月」を圧巻として、M-11で静かに幕を閉じます。 カーネーションとはまた異なる直枝さんのロックの引き出しを是非経験してみて下さい。
※M-12はボーナスで前作の未収録作品ですが、どうして外れたのかと思える程、前作の世界観にマッチした佳作です。
リスク管理の重要性に気づかせてくれる、実に良い書籍と思います。
ムーンライダースは「火の玉ボーイ」からのファンで彼らの仕事振りはパンタや泉谷しげる,沢田研二等数々の作品で知ってはいたけどリリィの「モダンロマンス」がこのCDで聴くことが出来るとは・・・感涙!
発売当時、日本の女性シンガーでこれほどまで洗練された作品(A.O.R.的な雰囲気を持った)があるのかと感動しました。
現在リリィの「モダンロマンス」そのものが入手不可能のためこの曲が聴けるだけでもこのCDは貴重です。
いやぁ〜痒い所に手が届くと言おうか、小泉純一郎と共に米国の手先となり、ここまで我が日本を食い物にさせた張本人を酷評して戴き誠に有難い限りです。
まだ日本も終わりにはならないね。
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