アニメ「びんちょうタン」を題材にした箱庭ゲームです。
びんちょうタンと仲間たちが生活していくのを鑑賞できます。
また画面を揺らしたり、物を動かすなど「干渉」することもできます。
ただ、開発の遅れで当初の発売日から延期されたのがイタいですね。
アニメ系などキャラもののゲームはアニメ放送中やブームになっている間
に発売しないといけないのに完全に時期を逃した感じ。本当に発売される
のかどうかも心配です。
魅力あふれるキャラクター、心ふるわせる場面、どれをとっても素晴らしいに尽きる作品だったと思います。
びんちょうタンとおばあちゃんの思い出しかり、びんちょうタン達とクヌギたんの友情しかり、涙なくしては語れぬ物語です。惜しむらくはこれで最終巻だということ。もっともっとびんちょうタンの物語が読んで見たいと思いました。
自分はこういったレビューなどは書いたことがなかったのですが、この作品の素晴らしさに魅せられ、より多くの人に知っていただけたらいいなと思い、今回はレビューを書かせていただこうと思いました。願わくばこの作品の続編が出ることを切に祈っています。
この本が、売上的なものなのか作者様の都合で終わってしまったものなのかはわかりかねますが、こういった作品が今の冷めた世界には必要なのではないかと思います。大人になるにつれ忘れてしまった純粋な気持ちが、この作品を通じて思い出されるように感じました。
最後に、この作品の作者である江草天仁さんにこの言葉を贈りたいと思います。
『江草さん!目からあふれる不思議な水滴のおかげで視界がぼやけて、《びんちょうタン おわり》の文字が見えません!続きはいつ出るんですか!楽しみにしてます!』
温かさと愛しさとちょっぴりの切なさと・・・最初びんちょうタンは一人ぼっちです。でも少しづつ友達が増えて行きます。みんなそれぞれの立場があり悩みがあります。それらを超えて仲良くなって行くみんな。もうびんちょうタンは寂しくありません。そして大好きだったおばあちゃん。いつも心に居ます。生きていく・・・びんちょうタンはいつも一生懸命です。そして少しのご褒美をもらってごはんを食べます。頂きます・・・感謝の気持を忘れません。このアニメには原作がありますが、もちろん素晴らしいです。でもアニメには声や音や風景や音楽、色々な要素が詰まっています。それらが1つになる時、僕はこのアニメを見て泣きました。溢れる涙は止まりませんでした。温かいだけでは無く、愛しいだけでも無く、切ないだけでも無く・・・本当に大事なものってなんだろう?生きるってなんだろう?ありがとうって言えてますか?家族や友達を大事にしてますか?根底に流れるテーマは深いと思います。でもびんちょうタン達はそれを自然に素直に毎日を精一杯に生きています。疲れた時、嫌な事があった時・・・そっとびんちょうタン達に会って下さい。きっと心がほんわかして来ると思いますよ。行ってきます・・・今日もびんちょうタンは一生懸命です。
包含する重厚にして崇高なるテーマを持った近来稀に見る作品「びんちょうタン」の、これまた超越的な素晴らしさのサウンドトラック。
テルミンと並び称されるレトロな電子楽器オンド・マルトノをふんだんにフィーチャーしたスコアは純クラシックを髣髴とさせる極めて濃厚で至高のヒーリングサウンドを提供します。小編成の室内楽曲は言うに及ばず、木管・金管系の、透明度の高い音を非常に効果的に使った楽曲はどれも聴く者の琴線を優しくなでる癒しの力を秘めており、単なるサントラとしてではなく「遠大なる交響叙事詩」として極めて高い芸術性を持った傑作であると言えます。
収録曲についてですが、アニメ版をほぼ網羅している、と言っていいと思います。また、OP曲と挿入曲の「びんちょう音頭」も収録されています。個人的には、聴くだけで涙腺が壊れてしまう24「思い出(おばあちゃんとの着物の思い出にまつわるシーンで流されています)」のピアノバージョン(アニメ版8話の、びんちょうタンが一人で「ただいま」「おかえりなさい」と寂しさを紛らわす、涙なくしては見られないシーン)が未収録なのは残念ですが、それを差し引いても余りある素晴らしい作品です。まだ数曲未収録があるのでもしかしたらVol.2が出るのかもしれません、そちらも大いに期待したいところです。
まずはここから、びんちょうタンと素敵なお友達との触れ合いを感じてみてください。そして、24曲目を聴くときはティッシュを傍らに携える事をお勧めします
内容に関しては一巻と同様に貧乏で孤独ながらも健気に生きる姿が描かれてます。
漢字が読めないのでお仕事が取れなかったというエピソードなどは切なくなります。
また、おばあちゃんの大切なかんざしと交換してびんちょうたんの着物の布を買ってあげる
ところなどは涙腺ウルルなこと間違いないです。
しかしながら、内容に関しては文句は無いのですが、ページ数の少なさと一巻と重複する部分
もありながらこの値段はないだろう!って感じです。
清貧に生きるびんちょうたんという漫画なのにこのブルジョアな値段設定には少々嫌気が
さしたって感じもありますので星3つ。
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