あらためてサウンドトラック盤として聞いてみるとその音の完成度の高さに驚かされます。チャイニーズ風、あるいはバリ民族音楽、沖縄民謡のフレーズ、 そしてサウンドコラージュ、それらが渾然一体となり不可思議なアジアンサイバーパンクの世界を構築している。環境音楽として聞いていますがもう最高です。
現実のようで現実でない。
このゲームをプレイしている最中はそんな気分に陥ります。 今も日々過ごしているとクーロンの世界に何故か行きたくなる。 懐かしの名作です。 「ここはどこ?夢?現実?」とトリップできます。
このゲームではアジアンチックな独特な町並を歩くわけですが、 実際歩いている感覚ではなく、浮遊しながら彷徨っている感覚です。 たまに夢で見る、地から足が浮いている感じです。 音楽も独創的でこの異世界にぴったり合っています。
この世界観は今でもどのゲームでも感じることはできません。 唯一無二のゲームだと思います。
一人の世界にどっぷり浸り、アジアンゴシックな異世界へ旅したい方。 おすすめです。
私個人的な意見としては、攻略本として活用すべきはリアルタイムダンジョンのみだと思います。 JPEGダンジョンの攻略はあくまで積んだときにだけ見るべきです。 リアルタイムダンジョンはナビがいても解りづらいところ、どこでどの鬼律を倒すか、次はどの階に行くかを簡単に解説しています。 リアルタイムダンジョンはぶっちゃけかったるい所があるので、活用して大丈夫でしょう。(私は活用しても迷いましたが…) しかし本当に「簡単」にです。詳しく丁寧に「この鬼律を倒したらここが開いてこの階段から〜」などと親切な物ではありません。 鬼律に倒す番号がふっていますが、いく道順はかかれていません。 そこはナビを頼っるか自分で切り開くかです。 あとアイテムバトルも単純にこれ!とアイテムを明記せずプレイヤーに考える余地を与えています。 比べてJPEGダンジョンは、まあ当然ですが大いなるネタバレを含みますし。 それより何よりもこのゲームの魅了は、さ迷っていくうちに何となく話が進むところだと思うんです。 自由にさ迷い、どうしてもフラグが立たないときに見てください。 そして、クリアした章を見てみてください。たまに筆者の個人的意見が見れて面白いです。(錠前屋を司令官と呼んだり、鍵穴男を可愛いと言ったり。ただ筆者はリトルフライが好きじゃないみたい…私は好きです) 難点はちょいちょい誤植が有りますね 確か109ページの三階の左の上の方(維太利亜の階段の上の方)に鬼律(しかも複数属性)がいたはずですが、記載されていません。 あとこのゲームにはある特定の条件で出てくる隠しキャラがいますが、その情報も欲しかったですかね
概要については多くで語られていると思うので「クーロンズゲートのノベライズ」というものについて。 簡単に言えばゲームをそのまま小説化したもの、なのですが、性質的にセリフ集みたいな役割も持つために クーロンズゲートをクリアしてしばらく経って内容を忘れた頃に読むのが最高の読み方だと思います。
画像もあらゆるシーンが掲載され、メール内容やリゾームでのログなども全てではないまでも掲載されています。 主人公の風水師の主観で語られた内容なので主人公の心境も同時に描かれているわけですが、これがさらに読む者を引き込みます。 また、文章中のあらゆる単語やセリフなどに訳注がつけられ、編集者の方のツッコミにも似たコメントがほぼ全ページに書かれています。 これもまた、ちょっと哲学めいていたり妄想めいていたりして読むのが楽しいです。
概要については多くで語られていると思うので「クーロンズゲートのノベライズ」というものについて。 簡単に言えばゲームをそのまま小説化したもの、なのですが、性質的にセリフ集みたいな役割も持つために クーロンズゲートをクリアしてしばらく経って内容を忘れた頃に読むのが最高の読み方だと思います。
画像もあらゆるシーンが掲載され、メール内容やリゾームでのログなども全てではないまでも掲載されています。 主人公の風水師の主観で語られた内容なので主人公の心境も同時に描かれているわけですが、これがさらに読む者を引き込みます。 また、文章中のあらゆる単語やセリフなどに訳注がつけられ、編集者の方のツッコミにも似たコメントがほぼ全ページに書かれています。 これもまた、ちょっと哲学めいていたり妄想めいていたりして読むのが楽しいです。
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