リッジレーサーシリーズは
Ridge Racer
Ridge Racer Revolution
Rave Racer
Rage Racer
R4
「RIDGE RACER V」
PSP Ridge Racers
Ridge Racer6
PSP Ridge Racers 2
という順で発売されました。
このVをプレイしての感想は「何でR4から退化しているんだ」です。
確かに見栄えは多少よくなりましたが、インターフェースやシステムなど退化している箇所が多すぎます。
R4では「Now Loading」の文字は出さず、代わりに様々な仕掛けで
ロード時間を感じさせない工夫がされていましたが、R5では誇らしげに
「NOWLOADING」とか堂々と表示させている上にロード時間がいちいち長いです。
というより、メニューがごちゃごちゃしていてR4に比べてセンスも悪いですし、
レースをはじめるまでの手順が多すぎます。起動してからレースが出来るまでに
何分も待たされるので本当にイライラするゲームです。
ゲーム自体もグラフィックはまぁまぁ綺麗ですし、それなりに楽しめますが、
今やるならPSPのリッジレーサーの方がずっとお勧めです。
PSPのリッジ2の方が若干このゲームよりグラフィックスも綺麗ですし何よりコース数が
多いこととニトロシステムがあります。
テクノCDとしてこのサントラは名盤と言えます。
リッジレーサーシリーズは1、2と明るいガバ/ハピコア系のレイブ音楽だったのですが、この「R4」は渋いドラムンベースやダンス曲が中心。当時ドラムンベースが登場したばかりだったこともあって取り入れているようです。
なんと言っても「R4」のコンセプトである夜。ジャズステップのドラムンベースにメロディックな音。
まさに夕暮れから夜明けまでの夜のドライブに合う音楽ばかりでCDがキッチリ統一されていて、メニュー画面の曲ですら捨て曲無しの一生聞く事ができる名盤CDとなっています。
また、MOVE MEは作曲者の1人がこの1曲にのみに気合を入れた曲だけあって、何度聞いても飽きないすばらしい曲展開。
このゲームを知らない人や、テクノ好きの人が聴いても間違いなく最高のCDだと思うことでしょう。
このアルバムが好きなら作曲者が影響されたと言っている"Adam F"のColoursで本格的にドラムンベースに入ってみては?
PS1発売と同時にリッジ1を購入し、RRR、レイジ、R4
と遊んできた私のような人間にとって、これ以上に豪華なゲームが他にあるでしょうか。
家庭用では馴染みの薄い、レイヴのコース、BGMも収録しており
まさにリッジの集大成。
メインのワールドツアーモードは全くの初心者でも徐々にステップアップできるので
シリーズ未体験の方でも楽しめると思います。
良い点はもっと沢山あるのですが、他の方が書いておられるので不満な点を挙げておきます。
・MAXツアーにたどり着くまでが長過ぎる。
ステージ数が多いのは歓迎ですが、もっとテーマ性のあるツアーを増やしたり、ライバル車の台数、周回数等で変化をつけて欲しかった。
・ツアーにおける逆走コースの割合が多すぎる。
コースって順走で走った時の楽しさを一番に考えてデザインされてると思うんです。
レイヴのシティなんて特にそうだと思うのですが。
・後半にR4のコースの割合が少ない
ダムとマウンテンが多すぎるような気がします。
確かに難易度が高くて攻略しがいはありますが・・
・スペシャルカーとのバトルが簡単すぎる。
ニトロ無しのガチバトルでも良かったのでは?
そして、最強はやはりデビルか、エンジェルかどちらかが良かったです。
・楽曲のセレクトがイマイチ
完全な主観ですが。
オリジナル曲にも素晴らしい曲はありますが
権利の問題が邪魔をしているのだとしても、過去曲全収録して欲しかった。
以上、長々と不満点を書きましたがこれはささいな問題に過ぎません。
これの為に本体を買いましたが後悔は全く無いです。
往年のファンは勿論、シリーズ未体験者にもオススメします。
この一言に尽きる。難易度が増したというよりはAIの調整に不満がある。
スタート時に首位の敵車が遥か遠くを疾走し、それを追う形でプレイするのはニトロを搭載する前のリッジからあった事なので気にはしない。
ただレース展開があまりにワンパターンで、所々で八百長臭さが否めない。
5位で駆け抜ける1周目、3位で駆け抜ける2周目、ニトロやテクニックで首位をもぎ取りそのままゴール。順位は前後するものの、ほぼ全てのグランプリがこの流れで統一されている。
走り方次第で上位に食い込めた、PSP版を含む過去の作品に比べて非常にストレスが溜まる。
抜いたはずの敵車がニトロの使用の有無に関わらず有り得ない速度ですぐさま抜き返し、かと思えば「ほらよ」とばかりに急ブレーキをかけたが如く失速して順位を譲る。まさに八百長。自ら勝ち得たというよりは勝たせて貰った感が強い。
連続的なクラッシュなどのミスをしても車間距離にあまり変化がなかったり、順位に変化がほとんど生じなかった点も不満を感じた。
熾烈を極めるデッドヒートを再現したかったのだろうが、個人的にはただ不快でしかなかった。
速い車を選ぼうが敵車に距離を詰めてニトロで抜こうが、ニトロ未使用のくせにこれまた自車以上の速度で抜き返したり後ろにピッタリ張り付くなどで結局は上記の順位を半ば強制的に固定され、変わり映えというものが本当にない。
BGMは申し分なくいつものリッジシリーズらしい曲+過去曲で、相変わらず素晴らしい。DJの実況も7より頻繁に喋ってて良い。グラフィックはやや残念な感が否めないが、せめてスパ4のように3D機能のON/OFFとそれに応じた30fps/60fpsの環境を用意して欲しかった。
リッジVあたりから60fpsでヌルヌル動き、PSP版でもできていた事を3DS版では何故できていないのか。
期待していただけに、非常に残念。
前作の2本に比べ登場車種の性格の違いが明確になり各車のエンジン音が個性的になったのが当時は感激でした。(その後エンジン音にハマりグランツーリスモシリーズにも手を出すことになるきっかけとなりました・・・)特に最高速重視のメーカー(勿論架空ですが。)アッソルートの一番最後で手に入れられる車種の、まるでギャラガ?を思わせるエンジン音が一番お気に入りでした。しかもMTしか使えない・・リアル志向とはおおよそほど遠いですが古きよきレースゲームの名作だったと思います。でも音楽はあまりお気に入りが無かったかな・・・一曲くらいは有るけど・・・
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