自閉症の子を持つ親ですが、この本を読んだからこそ、今家族で前向きに頑張っていられるのだと思います。自閉症の子をどう受け入れるか、これからの不安にどう立ち向かっていけるか、いろいろな意味で教えられた事が多いと感じています。自閉症はまだまだ誤解が多い障害であり、この本を自閉症を持つ親御さんだけでなく、その周りの方々や、全ての方々に読んでいただき、親御さんには頑張ろうと言う意欲を持っていただき、周りの方々には自閉症に関する理解を深めていただければと思います。
マンガですが、かなり真剣に障害者に対する社会の認識を書いてある本です。シリーズをまとめて購入し、子どもの小学校に寄贈しました。教育の一環として広く利用してくれるとうれしいです。
小学校に入学し、学校に慣れていく最初のステップまでのお話。
親として同じ立場の私達夫婦は、子どもを寝かしつけたあと、二人で一緒に観た。
その時々で感じていたことなど、いろいろと話をしながら・・・・・
実際に放映されていた時とは、また違った気持ちで観ることとなった。
この作品の中にあることは、私たちにとってはフィクションではなく、ノンフィクションの事。
小林聡美演じる里緒先生との出会いは理想的。
「理想」が「現実」になってほしいと切に想う。
6年ほど前にテレビで放映されていた当時も、釘付けになって見ていました。 母親役の篠原涼子さんが、実際には独身だったにもかかわらず、 完璧に母親役を演じきっていました。 しかも自閉症という重い障害を持った子供の母親という難しい役を。。。 支援学級の担任役の小林聡美さんの演技も素晴らしかった。 光君役の子役俳優さんも演技とは思えないほど、非常にリアルでした。
校長先生役の渡辺いっけいさん、教諭役の武田真治さん、ママ友役の井川遥さんなどなど。。。 キャスト全てが徹底的に役になりきっていて、 ドラマとは思えないほどでした。
原作のコミックも読みましたが、見事に映像として再現されていると思います。
残念ながら原作者の戸部けいこさんがご病気でお亡くなりになってしまいましたが、 出来る事なら、続編をドラマ化して欲しいなあと思っております。
ご家族や学校など周囲に自閉症のお子さんがいるいる方には、 どんな参考書やネットよりもリアルで分かりやすいと思います。
「光とともに」は、小学校の保健室にあった本だったんです。 自分も「光とともに」生きてきたような気持ちです。正直、これって、理想論、ご都合主義的な ところあるよなぁと思って読んでた時もありました。でも、読み続けるのはやめなかった。
中学生になったひかり。姑さんとの同居も始り、母 幸子さんの苦労は続きます。 見栄と世間体ばかり気にする姑さん。それでも、少しづつ、変わっていってます。理解しようと努力はしますが、その勘違いっぷりは、笑わせてくれます。でも、進歩ですよね。この姑さんも、自分自身のしがらみを、かなぐり捨てたら、女としての幸せを手に入れられそうですよね。
こどもにかかわる、すべての人は、読んでおいて欲しい本です。 障害児じゃなくても、生きていくのが困難な子どもはいます。自分が、そうでしたから。 周りの無理解は辛いですが、誤った理解も迷惑なもんです。解ったつもりだけでも、困ります。 生きていくのに、ホントに必要なものをみつめさせてくれる本です。
戸部けいこさん、ありがとう。「光とともに」わたしも生きてきた時間でした。物語の続きは、自分の人生の中で、紡ぎ続けていきたいです。
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