シンプルなだけに、詩の力を感じた。
石野田奈津代の歌声は素晴らしかった!!
15年来の甲斐バンドファンだが、ある甲斐関連のサイトでお勧めになっていたので聞いてみた。 ベスト版というのもはじめて聞く者にとっては馴染みやすかった。 久し振りに1曲、1曲に魂を感じ、今回はじめて彼のCDを購入することにした。
「On The Move」完全盤です。
全24曲、当時CD未発表の「Yellow Center Line 」も収録されている上にリマスターのおまけ付き。
「Midnight Primadonna」の音源は泣けます。
小山卓治&DADが、一番勢いのあった頃の音源です。
昭和62年当時、オリジナルは10曲入りで2800円ですので、+14曲にリマスター編集なら、価格も妥当だと思います。
通しで聴くと少し疲れますが(笑)迫力のあるライブ盤です。
ジャケットやライナーも良いです。
補足として、この国では学生(子供)目線の曲は売れても、労働者目線は難しいんだよな〜。
売れる事だけに造られたエセ・ミュージシャン達が、流行りの言葉を羅列し 意味のないラブソングをシタリ顔で歌っている今、この時に、ありふれた飾りのない 言葉で朴訥と歌い続けるストーリーテラー・小山卓治。 5年振りになるこのアルバムは、今までとは少し違う彼に逢えると思うナ・・・・・。 どの曲がどうなんて私如きが偉そうに言えるとは思わないけれど・・・ただ、全曲聞き終えて 少し、ホッとした懐かしい気持ちになれたんだナ・・僕は。
彼の「夢の国へ」は、浜省の「I Am A Father」なんだろうな・・・。 アプローチの違いはあるけれど、父親の優しさ、願いは一緒なんだろうナ・・・・。
あと私事で申し訳ないんですがインディーズでも良いから 泉 洋次のファーストアルバム復刻が出ればいいのに・・・
仕事について10年以上たつと妙に昔のことが懐かしく思い出されるときがあります。そんな世代になったかたがたにお勧めのアルバムです
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