観おわって一番に思ったのは月ってなんの力で輝いて見えるんだっけか?という小学校の理科かなんかみたいなクエスチョン。ドンは悲しいなって事。人の心ぱかり頭に映しちゃったらほっといたって己は寡黙にならざるを得ないだろう。その役割を背負わされて人より多分早くに大人になっちまって、一体どれほどの思いを抱えさせられてきたんだろうって事。誰が好んで人の心を映し出す鏡になりたいものか。誰が好んで闇にしか輝けぬ月になどなりたいものか。子供時代のドンの目に◎
毎巻かかさず買うほど気に入っているこの雑誌なのですが、この巻は特に僕にとっては中身の濃いものでした
バクマン好きの人にはもちろん、オードリー好きの人にとっても是非手にとって見てもらいたい一冊になってます
オードリーに関しては、過去の共演者でもある蒼井そらちゃんとも(かなり間接的ではありますが)共演を果たしているのでなんか贅沢な感じです
クイックジャパンは満載してる写真・記事ともにいつも充実したものを提供してくれるので僕はいつも楽しませてもらってます
土田世紀さんの作品の中でも圧倒的な余韻が残る、というか残り続ける作品です。
性善/性悪、単純な二項対立では括りきれないこの現実世界を
俯瞰的なスケールで描いた作品。
悲しみも喜びもどんちゃんの姿を見ていると、あまりにも尊いものに思えてきます。
この漫画があってよかった!と思える作品。
土田の自分の体を知っておきたい〜は抜群に面白かったです、内容についてはあまり書きたくないので割愛しますがついこの回は何度も観てしまいます。 勿体ないのは岡田さんのキャラと木本の回の編集。岡田さんのはせわしなく喋ってなければいけないので岡田さんの焦りが目立ってしまって…あのキャラを普通の企画で楽しみたかった。木本のは特典でも「泣く泣くカットした〜」とあったのでなにか理由があったのかも知れませんが編集次第でもっと面白くなったのになぁって感じですね。でも木本のは特典も全部観たら企画の面白さも伝わったんでそれがちゃんと入ってたのは救いですね。
『俺節 1』など、旧コミックス版のゴールドに対して、シルバーが効いている表紙はインパクト十分。漫画家・土田世紀にとって、長い間“幻の傑作”であった『俺節』が、全3巻でついに、待望の復刊を果たした。
近年の土田作品、いや、『編集王』あたりであっても、そのあたりを見慣れた目で見ると、墨をたっぷり使い、勢いを持ちつつしっかりと描き込まれた『俺節』の世界は、かなり新鮮なものとして映るかもしれない(実際、巻末に描きおろしで載っている「久しぶりに描いたコージ」は、まるで別人。いわゆる“美形キャラ”のようですらある)。
この泥くささ、この愚直なまでのまっすぐなタッチ。
その画風はそのまま、この物語の主人公であるコージの生き方と重なっている。
どんなに不器用で愚かだと言われても、俺はこの道を、こう行くしかないんだ。
そんなコージの姿に自分を重ね、胸を熱くする読者が、今回の復刊でさらに増えるであろうことは、本当にうれしい。
読めば心に小さな、枯れない花が咲く。
そしてその花は、心のどこかで、あなたをそっと、そして力強く、励まし続けるだろう。
この『定本 俺節』が、旧コミックス版をこれまで愛読してきた方はもちろん、ひとりでも多くの新しい読者の手に渡ることを、オレは心の底から祈っている(本編の内容そのものに関しては、旧コミックス版の方にいくつか―1・2・5・8・9巻―レビューを書かせていただいているので、そちらもご参照いただきたい)。
なお、復刊にあたって新たに手が加えられた様子はなく、歌手名の間違いなども含め、旧コミックス版と本編そのものの内容は同一のようである(土田氏いわく「読み返しませんでした。なんか恥ずかしくて」)。
今回、この上巻、およびそれに続く中巻の巻末には、土田氏へのメール・インタビュー、それに描きおろしの1ページが掲載される。メール・インタビューはかなり興味深い内容で、楽しい読みものとなっている。そして最終巻となる下巻の巻末には、描きおろしの近況報告漫画が収録されることになっていて、こちらも楽しみである。
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