友川かずきさんのファンです。 随分前にテレビ番組の「MTV」に出て2,3曲生で歌ってたのを思い出します。決してギターも歌もうまい人ではないのですが「何だこの説得力は?」というところがあって、特に「ワルツ」は感動しました。メロディーもさることながら鬼気迫るものに圧倒されました。 その「ワルツ」と私の一番大好きな「サーカス」が入ってるのでいいんですが、ソロのものであってほしかった。
歌を聞くとその時の場面が思い出されます。
私が特に気にいったのは、ロケ地等を紹介したDVDです。
その当時と現在の様子が収録されていますので比較すると
面白いと思います。
とにかく金八マニアは必携です!!
基本的にはレヴューされている皆さんと同じく、値段なんてを気にならない大ボリューム、好内容で満足しております。
まさに ”一人ぼっちはレビュワーになる” さんの言うような 「この手のCD・DVD付き書籍のパッケージとしては、最高レベルのもの」 だと思います。
ただ付属のDVDの中のドキュメント/ライヴ映像「欧米ツアー秘録」の録音状態が悪いのが気になりましたが、
もう一つのライヴ映像「出鱈目な夜」では気にならないレベルだったので安心しました。
だとしてもインタヴューも合わせた特典DVDだけでも元を取れそうな十分な内容だと思います。
また、本体の歌詞集も冒頭のグラビアから始まり、だいたい年代順に歌詞が並べられており、
ところどころに自作の絵や当時の写真などが載っていたり、最後には「年譜」と「ディスコグラフィー」も載っています。
注目の西村賢太との対談では、最後友川さんに対して西村さんがある質問をするのですが、
友川さんが話を反らし「ションベン行ってくる」というやり取りに、友川さんらしさが出ており正直言って感動さえ覚えました。
こういう人間味あふれる人が世の中にいてくれて良かった、、、と思う今日この頃です。
最後に、友川カズキを始めて聞く人はこれを見ながらアルバムを買っていっても面白いんじゃないかと思います。
友川カズキさんの唄と絵画に感動してファンになり、この絵本を購入しました。これは立松和平氏の文章に友川カズキ氏が絵を描いたものですが、ずっしりと心に響く傑作です。
絵に関しては、水彩画のような澄んだ青で、敗戦兵の心を動かす純粋な子どもの心が浮きあがる。その敗残兵の家は、墓場の材木を利用して作った廃屋で、緑が燃えているようなトウモロコシ畑の中にある。この場面は油彩のセザンヌをを想起させる。 また、卵を買いに行く場面では、まるでゴッホのような情念を感じさせる色と筆使いだ。時には印象派、時には前衛画家、の色遣いと表現方法に、毎回ページをめくる楽しみがある。豊かな色彩の渦巻く友川氏独特の表現の世界によって、絵画作品を観賞しているような喜びに満たされる。
子どもの純粋さを賛美している素敵な文章ですが、実は大人にとってはノスタルジーを誘う内容で、かつ絵画作品を楽しめる、という二重の喜びが与えられます。紙質も良く、多色刷りも美しく、価格以上の価値があります。これまでの多くの友川作品とは一味異なります。必見です!
70年代後半に放映されていた横溝正史シリーズのエンディングや挿入歌にとても不思議な魅力を感じていた子供時代。
ちょっと不気味な感じがしながらもリズムのカッティングなど印象に残る。
それから30年近くたち再放送をみてその頃のイメージが蘇り聴きたくなり探すが廃盤。
もう手に入らないと思っていましたが復刻されていることを知り今回購入しました。
聴いてみてその音の魅力が何かやっとわかりました。
茶木さんの歌はもちろん魅力的なのですが
クレジットにはありませんが「頭脳警察」「四人囃子」「ゴダイゴ」がバックミュージシャンとして参加してるではありませんか。
ぜひ今だからこそ聴いてみてほしいアルバムです。
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