ページを開いたときのコントラスト、密度、リズム、とにかく絵が素晴らしい。 表現したいことと、手段のマッチングが絶妙です。 漫画表現の可能性を感じさせてくれます。
久しぶりに見ましたが、掛け合いの楽しさについ見入ってしまいますね。 メリハリのある線が際立って見えるのも ピンクを基調にした第三音楽室が鮮やかであっさりと上品に見えるのも 懐かしいはずなのにとても新鮮な気分です。
個人的には本編の面白さで十分ではあるんですけれど、 特典の類はオーディオコメンタリーがあるだけで DVDにあったノンクレジットOPEDは収録されていないようです。 なので人によっては物足らないかも知れません。 見る回数で言えば本編ほどには見ない物かもしれませんが。 収録話数の少ないディスク(2枚目、4枚目)に 分けて忍ばせてあっても良かったのかなとか。
ライナーにはご挨拶と各話全てのあらすじが記載されてます。 監督や脚本家、主演と各々のお言葉はコメンタリーに収録されております。 放送が終わって数年が経つのにはっきりと作品について楽しそうに語る様子は ファンとしても嬉しい限りです。 欲を言えば他ホスト部キャストの方たちのコメントも伺いたかったのですが、 それは打ち上げでの逸話で少し満たされました。
2クール物の他作品と比べ、価格も控えめですので、もし興味をもたれたならぜひ「お試し、あれ」といった具合。 自分のような庶民にも優しいパッケージ、感謝です。
で、まぁ、何よりも、今見てもやっぱり面白いのがよいですね。 それが一番、嬉しいです。
ほんとうに待った。 11年の震災の折にも、最終巻が読めずに死ぬのか!と思ったほど。 待つ間、SARUも発刊され、その大風呂敷の畳みっぷりに、海獣の子供イケるかも!!と興奮した。
冗談ではなく、震災後は、この本が読める日がほんとうに迎えられるように、 原発が倒れないことを祈ってた。
そんくらい楽しみにしていた作品。
読んでみて・・・ あーーーーーーーー、やっぱ、大風呂敷あんまりキレイに畳めなかったかも。 なーんか、もやっとします。 こういうのは、今までもたくさん読んだな、マンガに限らず、が感想。 というか、こういった意識のステップが上がるというか秘儀参入のモノガタリは、 こういう形でしか現せないのか・・・。
るか母子の距離感、これでいいのだな、と妙なリアルな感じがした。
こう、なにごともなかったような日常がやってくるエンディングは 「それでも何かが変わっている」のだとしても 震災後はリアリティを感じられなくなった。
『サカノウエヨースケ』を初めて知ったのは同じレーベルの他のアーティストのファンになり、 そのレーベルのHPを見た時でした。 試聴してみて初めて思ったのが『かっ、カワイイっ!!』 そして、彼がとても素直に曲が作れていることに驚きました。 ピュアな歌詞に彼のハイトーンな歌声と、せつなさをかき立てるメロディがとてもマッチしてます。 サッカンことサカノウエヨースケのいきなりのベスト盤と言っていい渾身の一枚です!買いですっっ!!!
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