悩んだのですが…星5つです。 罪の通常戦闘曲は確かにノリが良く、活気があります。しかし長時間聴くには疲れてしまう。 罰の通常戦闘曲は控え目ですが、「ゲームの曲」としては罪より上です。罪を感じているせいか達哉の声は低く、暗めです。声優さんに合わせた上で罪との差別化を図るとなると大変な労力です。 他にも「日輸丸」「モナドマンダラ」の曲は一変して力強く印象に残ったりとメリハリも付いてます。 先人達のレビューは厳しいですが、私は星5で妥当と判断しました。
2〜10ページぐらいの短いエピソードの連続で構成されていて、アニメの前半ストーリーがなぞられています。
(アニメでは登場しなかったエピソードも含まれています)
マレビト達のエピソードが結構あったり、アニメでは無言で表現されていたキャラクター達の心情が文字で表されていたり、アニメの補完として面白いです。(欲を言えば、エピソードの方はアニメでも見たかったですが)
アニメを見てから(or見比べながら)読むのがおすすめです。
まずはお断り。
作品は最後まで見ているが、商品は買っていない。原作のゲームもプレイしてない。これは純粋ににアニメ作品「ペルソナ トリニティ・ソウル」の評価。なので、限定版ではなくこちらのレビューとした。
でも、このDVDに五つ★つけてのレビューするってのは大枚はたいて手元において、繰り返し見るに足る作品だと考えるからに他ならない。
二回、見た。
某ギャ○で一気上映やってたもんでもう一回通してみた。
二回目のが面白かった。
本作は「ペルソナ」というガジェットとそれにまつわる謎を解きほぐしてゆくというのがメインの筋。こーした物語ではガシェットのインパクトも薄れ、謎解きの興味もなくなった二回目はグッと魅力ダウンしちまうのが通例だけど、ぜんぜんそんなことないない。なぜなら、ペルソナもその謎も、とても良くできちゃいるけど結局は小道具だから。
本作の本質は直球ど真ん中の青春ドラマ。
そう考えてみると、「ペルソナって結局中二病の具現化なんだな」とすら思えてくる。
主人公達がぶち当たる事件はペルソナはじめひどくエキセントリックではあるんだが、描かれる心の流れ自体はごく当たり前のもの。その当たり前のことを当たり前に、でもとことん丁寧に語っているから、誰が見ても感じるものがあるはずだし、年代によって見方も変わってゆけるはずだ。なんたって主人公の親の年代であるやつがれが感ずるところ大なんだから。つまり、主な視聴者層である主人公と同年代の諸君が20年後にまた見て得られるものがきっとあるはず、ということ。そしてそれは今得られたものとはなにかしら異なっているはずだ。
当然だが、映像や音楽、演技といった各パーツひとつひとつのクォリティがこれまたそれぞれ単純にすばらしい。
これはVol.1へのレビューだが、無論全巻通して見て欲しい。全26話中一話たりとも余分な話はない。筋の上からは閑話といえる回ですらも重要な意味を持って輝いている。
原作モノ(それもゲーム原作と来たモンだ)という色眼鏡はいらない。この作品だけで見事に完成された逸品。ぜひとも触れて欲しい。逆に、原作のファンもそう思ってみるよりまったく別の物語として見たほうがよさそうに思う。より多くの方に見て欲しい、間違いなく超一流の物語。ゼヒ。
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